年末の足音が聞こえてくる12月初旬。週末の六本木はイルミネーションで煌びやかに彩られ、街全体に高揚感が漂っていました。 「ギャルは日本の文化だと思います。自分の好きな格好をするのに年齢は関係ない。そういうことを発信できる立場でいたいなって」 六本木の雑居ビルのフロアで、サンタコスチューム姿の黒肌ギャル・はるたむさんは、ギャル文化における自身のポジションを口にしました。 ……ふと彼女の隣に視線を向けると、そこにはギャル。その隣にも、ギャル。その後ろも奥も前後左右もギャル! ギャル!! ギャル!!!