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2009年11月13日のブックマーク (3件)

  • 保守の論理 - 3L

    時事ひとつ前のエントリにいくつか示唆的な意見があったので,ちょっと応答を。最初にお断りしておきたいのは,ひとつ前のエントリで僕が書いたことは,外国人の参政権について裁判所が何を言い,何を言わないのか,ということと,この問題を考えるときにどんなことに注意したらいいのか,ということであって,別に外国人参政権の問題についての賛否を表明したつもりはありません。で,題へ。訴訟でどう争うか?id:tatsu___kunさんのブコメが非常に示唆的だったのですが,それに直接応答する前に,氏の「で、メリットはなんですか?」 - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。におけるブコメを紹介したいと思います。憲法で明確に規定されている国民固有の権利である私の1票の価値が、何故一部永住外国人の為に不当に希釈されるのか。その不当さを納得させるだけの説明は未だかつて無い。これは考えさせられます。前エントリで書いたとおり,私見

  • ちゃんと判例読んでる? - 3L

    時事外国人地方参政権問題について。「で、メリットはなんですか?」 - 土曜の夜、牛と吼える。青瓢箪。おおむね同意。あなたは憲法における選挙権や人権、生活権について、国に保障「させている」とお考えですか?それとも国に保障「してもらっている」とお考えですか?この視点は非常に重要*1。ピンとこない人は、「立憲的意味の憲法」でぐぐるのがおぬぬめ。議論の状況はどうなってるのか教科書に書いてあることなので詳細はそちらに譲るのですが、外国人に地方参政権を付与することについて、学説の状況としてはおおざっぱに、憲法上、付与が禁止されている(禁止説)憲法上、付与が要請されている(要請説)憲法上、付与は要請されていないが、付与しても違憲ではない(許容説)の3説に分かれています。んで、判例は「許容説」を採っているとよくいわれるのですが、個人的にはこの判例、すなわち最三小判平成7年2月28日民集49巻2号639頁が

    NORMAN
    NORMAN 2009/11/13
    id:yk0627さん、判例をもとに議論しているひとはちゃんといますが、"傍論の先例的価値"の評価はやっぱり素人には難しいですよ
  • 外国人参政権をめぐる論点 - 国立国会図書館総合調査(PDF)

    171総合調査「人口減少社会の外国人問題」 2  外国人参政権をめぐる論点 佐藤 令 はじめに  我が国の公職選挙法は、国政選挙においても地方選挙においても、選挙権及び被選挙権を有 する者を日国民に限定している。我が国を生活の拠として長い間在住している外国人には、 一定の範囲の参政権 (1) を付与すべきであるという意見がある一方で、主権はあくまでも国民が 有するものであるとして付与に反対する意見も根強い。  我が国の外国人人口は、労働力不足などを背景に年々増加している。諸外国においても、労 働力不足を背景とした外国人の増加が、外国人に参政権を付与する契機となった例もある。増 加する外国人との共生を考える上で、外国人が我が国や居住する地方の政治とどのように関わ るのかは、大きな論点である。近年の住民投票ではその投票権を外国人にも認めているものも 多い (2) 。  外国人参政権につい