米サンフランシスコの大通りが「ポケモンGO」のプレーヤーで埋め尽くされた――(写真1)。2016年7月20日(米国時間)に開催された「ポケモンGOクロール」には30歳前後の「アラサー」プレーヤーが多数集まり、スマホ片手に街を練り歩いた。 ポケモンGOクロールは、ポケモン好きの一般プレーヤーが「Facebook」で呼びかけて開催されたイベントだ。開発元の米Nianticや任天堂などは関与していない。プレーヤーはサンフランシスコの二つの観光スポットのいずれかに集まり、そこからみんなでポケモンGOをしながら街を散策(クロール)する。 ポケモンGOにはユーザー同士が直接対戦する「バトル」もなければ、ポケモンを交換する手段も無い。だからプレーヤーは皆ただ歩き回り、道で出会うポケモンを集め、名所や店舗に設定された「ポケストップ」でアイテムを手に入れている。ただそれだけのイベントで、他には何も発生しない