まず最初に「なんで情報通信インサイトでチベットなの?」という問いに予め答えておくと、これはインターネット・ガバナンスと関係する話だと思っている。実はこのあたり、週末に多摩大学の公文先生・会津先生、それから某キャリアの方々の合宿に参加する機会を得て、あれこれお話ししてきたのだが、まだうまく消化できていない部分もあるので、この話はまた近々に改めて。 暴力温泉芸者としてのチベット チベット問題については私も気になっているのだが、日本の報道を見ると、どうも「チベットは非暴力でがんばっている人たち」という認識が形成されがちだと思う。しかし今回の「蜂起」では、引き金をどちらが最初に引いたかはさておき、間違いなくチベット民衆側も積極的に暴力に訴え出ているし、それを亡命政府の中の人も間接的に黙認・支援しているはずだ。死者数の速報値が亡命政府から迅速に発表されるあたりからも察することができる。 これに限らず
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