映画「靖国」の上映中止問題で記者会見し、「表現の自由の深刻な危機」と訴える李監督(左端)=4月10日、東京都内 <略歴> すずき・くにお 1943年、福島県生まれ。大学時代から右翼・民族活動を始める。産経新聞勤務を経て、一水会代表などを歴任。釧路の日ソ友好会館建設反対運動や北方領土返還運動にも参加。著書に「愛国者は信用できるか」「公安警察の手口」などがある。 大音量で軍歌を鳴らし、黒い街宣車がやって来るのではないか−。靖国神社を題材にしたドキュメンタリー映画「靖国 YASUKUNI」(李纓(リイン)監督)が全国各地の映画館で上映中止に追い込まれているのは、民族派の政治団体などの抗議活動を恐れているためだ。上映中止は「表現の自由の危機」との声が上がり、上映を決める映画館も出てきたが、道内は苫小牧市の「シネマ・トーラス」の一館にすぎない。政治団体は、そんなに怖いのだろうか。(佐藤千歳)
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