ビアンキ・アンソニー氏 民主党の石田芳弘衆院議員(65)の名古屋市長選立候補に伴い、4月に予定される衆院愛知6区補選に、同党が愛知県犬山市議のビアンキ・アンソニー氏(52)を擁立する方向となった。同党愛知6区総支部が11日午前に開いた選挙対策会議で、候補として県連に提案することを決めた。 ビアンキ氏は米国ニューヨーク市出身。1989年に愛知県教育委員会の英語指導助手として来日。2002年に日本国籍を取得して03年に犬山市議選に立候補、最多得票で初当選した。06年には同市長選に立候補したが、8候補中3位で落選。07年に市議に再選された。 総支部の意向を踏まえ、県連が最終調整を進める。衆院補選への立候補について、ビアンキ氏は朝日新聞の取材に「名誉なこと。まだいろいろなステップがあるが、頑張っていきたい」と述べた。 6区補選では、09年衆院選で落選した自民党元職の丹羽秀樹氏(38)が立候