記事一覧 原発安全で与野党結束を要請 西川知事、来県の石原幹事長に (2011年6月26日午前7時57分) 西川知事は25日、自民党の石原伸晃幹事長と福井県福井市の県繊協ビルで会談し、原発の安全対策強化や原発周辺の防災道路の早期整備を要望。「何としても応えていただかないと、節電問題も解決しない。国会全体で力を発揮してほしい」と訴え、与野党が結束して対応するよう求めた。 西川知事は、福島第1原発事故を踏まえた新たな安全基準や高経年化(老朽化)プラントの安全強化策、浜岡原発だけを停止させた合理的理由などが政府から示されていないと説明。石原幹事長は「(政府の対応に)知事が怒るのはもっとも」と述べ、再稼働を認めていない姿勢を支持した。 会談後、知事は記者団に「原子力は特定の政党だけの問題ではなく、国を挙げての課題」と強調。石原幹事長は「安全だと口で言うのは簡単だが、避難道路の整備など事故が起