渡辺勝敏 理学研究科准教授、岩田明久 アジア・アフリカ地域研究研究科教授、鹿野雄一 九州大学准教授らの研究グループは、カセサート大学(タイ)、ミャンマー森林局、タウンジー大学(ミャンマー)、山階鳥類研究所と共同で調査研究を行い、ミャンマーの古代湖であるインレー湖の淡水魚類相を明らかにしました。1918年に調査報告されて以来の総合調査です。 本研究成果は、2016年11月9日に生物多様性に関する国際誌「Biodiversity Data Journal」電子版に掲載されました。 研究者からのコメント インレー湖は生き物も人々の文化も独特で、とても魅力的な場所です。しかし、現在ミャンマーでは経済発展が急激に進んでおり、そのためインレー湖周辺でも土地開発や水質汚染が目立つようになりました。インレー湖はミャンマー屈指の観光地であり、景観とともに生態系や生物多様性を保全していく必要がありま
学際融合教育研究推進センターではこのたび、各学術分野の「文化」を網羅的に調査を企画します。全国の様々な分野の研究者の方に協力をお願いします。 アンケート 概要 各学術分野の相互理解は、昨今の人文社会系見直し等の議論に代表される学問、大学のあり方の議論において、決して欠かすことのできないものです。しかし、その理解のための基盤的な知見はほとんどないといっていいのではないでしょうか。みながみな、個人的経験のみに依存した「学術分野観」のもとに議論しているのではないでしょうか。 このようなディスコミュニケーションの状態を打破するため、大々的に学術分野の調査を開始します。 実施日時 平成27年6月23日から平成27年12月31日(予定) 対象 日本語で回答できる全分野の研究者 調査結果の公表時期および方法(予定) 本年度末にはホームページに掲載する予定。そのほか、冊子配布やシンポジウム開催を予定。 企
時計台 1925(大正14)年撮影 まだ時計の針がありません。京大の時計台は、1925(大正14)年に竣工しました。もともとこの場所には、第三高等中学校以来の本館がありましたが、1912(大正元)年に焼失しており、10年以上の空白の後の完成でした。その後、現在に至るまでの京大のシンボルであり、2003(平成15)年には新しい「百周年時計台記念館」として生まれ変わりました。 地図1番
世界最大の「知のジャングル」 京都大学 就任時インタビュー① 就任時インタビュー② 第1回「京大おもろトーク」 2015.4.24 TED×kyotoUniversity 2015.6.7 MOOC「Evolution of the Human Sociality」PR映像 2015.7.8 京都大学に入学した理由は? 湯川先生に憧れ、最初は物理の世界を目指した 高校紛争世代でほとんど受験勉強をする機会もなくて、どこを目指すかは確定していませんでした。ただ、物理学と数学が得意で好きでしたので、湯川先生に憧れ、物理の世界を勉強しようと思い、当時の京都大学理学部に入りました。当時、理学部は自由の学風で、好きなことをやらせてくれるところと聞いていたので、その点も自分に合っているのではないかと思ったのも理由の一つです。 人類学、そして霊長類学との出会いは? 人間性の由来を訪ねるためには、人間だけを
広報B:「Yさん、京大って、世界に誇るすばらしい研究成果が日々生まれますよね。でも、どんなにスゴイ研究でも、世の中のたくさんの人に知られていないことってありますよね。それはホントにもったいないことです。」 広報Y:「それは、ボクの隠れた魅力がなかなかBさんに伝わらないことに似ていますね。」 広報B:「いえ、おっしゃる意味が全然理解できないですけど・・・。 言いたいのはそういうことではなくて! 京大には、そんなスゴイ研究成果をさらにスゴイものに輝かせて、世の中に飛び立たせるスゴ腕集団「URA」がいるんです!」 ・・・ということで今回は、京大が誇る研究推進のプロフェッショナル集団、「京都大学のURAの実は!」に迫ります。 京大の研究を広く世界へと飛び立たせる「URA」のお仕事とは?ヒトとは?・・・ぜひお楽しみください! URA=ゆーあーるえーって、なに!? 京都大学学術研究支援室(KURA)は
研究者と立ち話 ポスター/展示 10時00分~16時00分 大学研究者、高校生による研究紹介です。ポスター前にいる研究者に話しかけてみてください。気の向くまま、あちこちのぞくもよし。一人とじっくり語るもよし。 ちゃぶ台囲んで膝詰め対話 サイエンスカフェ 10時30分~12時00分|13時30分~15時00分 ひとつのテーブルを囲んで研究にまつわるあんな話、こんな話。お茶の間気分で、ほっこりお話しましょう。 お茶を片手に座談会 トークライブ それぞれのテーマに沿って、みんなで語り合いましょう。 10時30分~11時30分 「宇宙を見てゴカイを食べる?-人類学x生物学x天文学-」 登壇者: 古澤拓郎 京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科 准教授/人類学 佐藤正典 鹿児島大学理工学研究科教授/生物学 磯部洋明 京都大学学際融合教育研究推進センター 特任准教授/宇宙物理学 12時00分~13時3
京大の「実は!」Vol.20 「京都大学附属図書館の実は!-(2)後編・サービス徹底活用術!-」 広報Y: 「いや-、Bさん。「京都大学附属図書館」の内部、すごかったですね。まさに京大が誇る知の宝箱。まさかこんな身近に、国宝やら重要文化財といった貴重なお宝が眠っているとは・・・。僕、ドキドキして眠れません。」 広報B: 「あの、Yさん、職場で眠る必要はないですから・・・。 それより!驚くのはまだ早いです! 附属図書館ならではの魅力は、充実した施設だけじゃありませんよ。単に書籍や資料を閲覧するだけでない、京都大学附属図書館ならではの知られざるサービス、活用法もあるんです!」 前回の附属図書館徹底解剖で、普段は滅多に入れないエリアまで、館内をくまなく巡ることができた広報B。 すっかり附属図書館の魅力にとりつかれた広報Bとしては、その便利な活用法も気になるところです。 附属図書館のことをもっと知
いま、日本の大学教育がオープン化の到来に揺れています。大学教育コミュニティは、Massive Open Online Course(MOOC; 大規模公開オンライン講座)に代表されるオープンプラットフォームを開国を迫る黒船と見なして、さまざまな対応に奔走しています。ここで、オープンプラットフォームとは、ハードウェアやソフトウェアなどで、製品やサービスの基本を構成する技術仕様などを公開した技術基盤を指します。日本の大学は、学内の教育コンテンツだけでなく他大学が持つオープン化された教材や教授法を組み合わせ、革新的な学習モデルの開発につなげるオープンイノベーションのきっかけにできるのかどうかが問われています。 このMOOCの出現により、学習者による教育コンテンツの自由な選択が可能となり、大学教育の主役が教育者から学習者となる状況が予測され、教室のあり方が根本的に変わってしまう可能性を秘めています
京大の「実は!」Vol.19 「京都大学附属図書館の実は!-(1)前編・施設内部徹底紹介!-」 広報Y: 「京大の図書館って、蔵書数が全国で3番目の規模で、国宝に、重要文化財まで眠ってるらしい。しかも、吉田山・大文字山が一望できる総ガラス張りの「メディア・シアター」では、50インチプラズマディスプレイで、好きなDVDもゆったり鑑賞できるんだって。」 ・・・ちょっとちょっと、大学の図書館って、やたら難しい本が並んでるだけじゃないの・・・?! それよりYさん、一体どこでそんな情報を・・・。(一心不乱に原稿を打ち込む広報B、心の声) 広報B、そんなうわさを聞いて、じっとしてはいられません! ・・・ということで、 今号と次号の2回に分けて、「京都大学附属図書館」を徹底紹介します。前編では施設内部、そして後編ではサービスや活用法などに迫ります! 施設内部に迫る今回は、図書館職員でも滅多に入ることの出
プログラム 16時30分~17時30分 Crowd4U: なぜアカデミアで協力してクラウドソーシングプラットフォームを作るのか? 講演者 : 森嶋厚行 筑波大学知的コミュニティ基盤研究センター教授 講演概要 : 本講演では、大学が協力して開発を進めている高度クラウドソーシングプラットフォームCrowd4U について紹介します。Crowd4Uは、様々なクラウドソーシングを実装するための基礎機能を提供します。Crowd4Uは、非営利・公益・学術のための クラウドソーシングプラットフォームであると同時に、その上での応用プロジェクトやCrowd4Uプラットフォーム自体が研究の対象となっています。現在 進行中の研究および応用プロジェクトの紹介を通じて、アカデミアがクラウドソーシングプラットフォームを持つことの意味を議論したいと思います。 17時30分~18時30分 学術研究クラウドファンディングの可
研究大学強化促進事業に関する特定専門業務職員(リサーチ・アドミニストレーター)の募集について ※ 応募方法、応募締め切り等の詳細PDFファイル(採用時期)を変更しました。(2013年10月2日) ※ 「京都大学学術研究支援室ホームページ」のURLを変更しました。(2013年9月4日) 2013年8月23日 京都大学は開学以来「自由の学風」を大学の根幹に据え、自由闊達な対話を基とする研究教育理念を堅持し、様々な領域を越えた独創的な学問体系を構想・構築することにより、世界に冠たる研究大学として我が国の学術研究の発展に貢献してきました。 しかしながら、昨今諸外国の研究競争力の強化はめざましく、本学も研究競争力を一層向上させる必要があるため、文部科学省事業「リサーチ・アドミニストレーターを育成・確保するシステムの整備(リサーチ・アドミニストレーションシステムの整備)」により、高度な専門的知識・経験
本学は日本の大学として初めてedXに参加し、授業提供を開始します。背景には以下のような理由があります。 ハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)に代表される世界のトップ大学連合による非営利組織によって運営されていること edXを通して提供される「Massive Open Online Courses」(MOOC:ムーク)と呼ばれるインターネットを利用した新たな教育方法が、プラットフォームと講義コンテンツのオープンソース化に基づいていること 自らのオンライン講義だけではなく、参加大学のオンライン講義とキャンパスでの対面講義の相乗効果を活かすブレンディッド学習(Blended Learning)による教育改善を重視していること edXによって収集されるオンライン学習データの分析と教育効果の検証を通じて、授業を提供する京都大学の教育開発の支援が可能となること 本学は、「KyotoUx
高等教育研究開発推進センターでは、文部科学省特別経費「大学教員教育研修のための相互研修型FD拠点形成」を受けて、2008年度から5年にわたり、相互研修型FDの理念のもと、学内・地域・全国・国際の4つのレベルでFDネットワークの形成を進めてきました。その最終年度にあたり、この5年間の特別経費プロジェクトの成果を総括するとともに、これからの大学教育の研究・開発・実践の方向性について議論するためのシンポジウムを開催することになりました。海外からは、教育イノベーション、学生の学びへの主体的関わり(student engagement)、協調学習において著名なお二人の研究者・実践者をお招きしました。 本シンポジウムが、現在大学に課せられているさまざまな教育課題を切りひらいていくための糸口となれば幸いです。皆様、ふるってご参加くださいますよう、よろしくお願いします。 日時 2013年1月27日(日曜日
ホーム 山中伸弥 iPS細胞研究所長・教授のノーベル賞受賞関連論文が学術情報リポジトリで公開されました。(2012年10月11日) 山中伸弥 iPS細胞研究所長・教授(物質-細胞統合システム拠点 連携主任研究者)のノーベル生理学・医学賞受賞のもととなった論文"Induction of pluripotent stem cells from mouse embryonic and adult fibroblast cultures by defined factors."が、京都大学学術情報リポジトリ「KURENAI」で公開されました。 また併せて図書館機構ホームページでは、山中所長の主要著作を紹介するページを制作しました。これまでの研究論文や著書など、山中所長の研究の足跡をリストで紹介しています。 図書館機構ホームページ(ニュース欄をご覧ください) http://www.kulib.kyo
ホーム 経営管理大学院「エンタテイメントビジネスマネジメント論」でハリウッド俳優 渡辺謙氏が講師として登壇されました。(2011年12月14日) 経営管理大学院の講義の一環として、国際的映画俳優の渡辺謙氏が講師として登壇されました。この日の教室は、学生や関係者が、渡辺氏のハリウッド進出や現地での体験談に熱心に聞き入り、白熱した論議が繰り広げられました。 同大学院は、講義の趣旨に賛同いただいた、日本あるいは世界を代表するフロントランナー経営者(兼創造家/創出家/パフォーマー)を招聘し、平成23年度後期講義として「エンタテイメントビジネスマネジメント論」を開講しました。 この講義では、知識を超越した、人間が本来有しているエンタテイメントに関わる潜在能力を呼びおこすとともに、エンターテイメントビジネスを創造、企画、運営する上での基礎感覚と能力を身につけることを目的に、食・舞踊・宣伝媒体・演劇・演
※ プログラムの変更およびポスター・チラシの追加をしました。(2011年10月27日) ※ 「参加対象」を追加しました。(2011年10月24日) 人文科学や自然科学をはじめ全学問領域の研究者の皆様の参加をお待ちしております。 目的 東アジア諸国は漢字を国際的な共通文字として交流し、それぞれの地域で豊かな文化を発展させてきました。漢字は、東アジア古来の思想、歴史、哲学、科学、政治の基盤となり、さらに東アジア諸国が西洋から文明を受け入れ、適応させ発展させていく過程にも非常に強い影響を与えました。 情報技術の発展・普及によって、漢字を共通言語とした文化的交流の実現可能性が高まってきた現在、多領域の研究者が集まり、漢字と哲学、漢字と医学、漢字と天文学、漢字と宇宙科学、漢字と情報技術など、漢字を中心に多学問との関連性を議論することで、この「漢字」という古くて新しいインターフェースの意義をどう捉え
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く