【AFP=時事】国連(UN)は来週、史上初の「殺人ロボット」とも呼ばれる自律型兵器の使用に関する会議を開催する。 【写真】スイスでの人工知能(AI)に関する会議に登場した人型ロボットの「ソフィア」 米電気自動車(EV)大手テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)ら、人工知能(AI)分野の企業家100人以上は今年8月、完全自律兵器は民間人をとてつもない危険にさらす恐れがあると警鐘を鳴らす活動家らに同調する形で、そうした兵器を世界的に禁止するよう求め、国連に書簡を提出していた。 特定通常兵器使用禁止制限条約(CCW)として知られる国連の軍縮に関する会議はスイスのジュネーブで、13日から5日間の日程で開催される。 しかし会議の議長を務めるインドのアマンディープ・ギル(Amandeep Gill)大使は11日、会議では禁止どころか条約の締結ですらまだほど