日立ソリューションズは2013年3月22日、全銀手順やJCA手順などのレガシー手順を、より一般的なTCP/IPベースの手順に変換するゲートウエイ装置「マルチプロトコルコンバータ」(写真)の後継機を発表した。3月25日に販売開始する。従来機と比べ、通信速度、処理性能、可用性をそれぞれ高めた。 BSCをベースとするレガシー手順を使い続けながら、取引先との間でTCP/IPで情報をやり取りできるようにする。通信ポートとして、シリアルポート×2個とLANポート(100BASE-TX)×2個を備える。レガシー手順はシリアルポートで入出力し、TCP/IPはシリアルポートまたはLANポートで入出力する。 用途に応じて、全銀手順と全銀TCP/IP手順の相互変換(BSCとTCP/IPの変換)に特化した下位製品「PCNV20Z」と、全銀手順に加えてJCA手順を扱える上位製品「PCNV20T」の2つを用意した。さ