法的拘束力はなし=日中合意文書−岸田外相 岸田文雄外相は13日午前の参院外交防衛委員会で、先の日中首脳会談に先立って両国政府が発表した合意文書について、「法的拘束力のない文書だ。日中間で現状一致できているものをまとめただけで、国際約束を伴うものではないと認識している」と述べた。 合意文書は、谷内正太郎国家安全保障局長と中国の楊潔※(※=竹カンムリに褫のツクリ)国務委員が調整に当たり作成した。これに関して外相は、文書には当事者による署名などはないことも明らかにした。民主党の白真勲氏への答弁。 白氏が「約束を伴わないなら、(合意文書に)違反してもいいのか」とただしたのに対しては、「法的拘束力はないが、日中間で尊重されるべきものである」と語った。(2014/11/13-13:08)2014/11/13-13:08
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