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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/ikedanobuo (109)

  • 日本産業社会の「神話」 - 池田信夫 blog

    労働市場を柔軟にすべきだというと、「終身雇用が労働意欲の源泉だ」という類の反論がある。こういう人々は、日のサラリーマンは会社が好きだから遅くまで残業すると思っているのだろうが、書も指摘するようにそれは神話である。日米の企業で社員に質問をすると、答は次のようになる:「この会社をよくするために、いわれたよりよく働く」:日54.3%、米74.3% 「私の価値観はこの会社の価値観とまったく同じだ」:日19.3%、米41.5% 「いま知っていることを入職時に知っていたら、もう一度この会社を選ぶ」:日23.3%、米69.1%このように日のサラリーマンは欧米人よりも会社がきらいで、今の会社に入ったことを後悔している。その原因は、転職によっていやな会社をやめることがむずかしいためと考えられる。こうした調査結果はドーア『日の工場、イギリスの工場』で30年以上前に発見されて以来、定型的事実である。サラ

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    T-norf 2009/05/04
    どこまでが書評で、どこからが持論なのかが良く分からない。確信犯?
  • 雇用問題についてのまとめ - 池田信夫 blog

    雇用問題についての取材は、まだまだ続く。きのうは地上波テレビ局から出演の要請があったが、「私の名前はブラックリストに入ってますよ」と答えたら、さすがにNGになった。しかし地上波局まで「正社員の既得権」というアジェンダを意識し始めたことは、大きな前進だ。次のでもテーマの一つにする予定なので、ジャーナリストのために経済学の基的な考え方を紹介しておこう。短期の問題だけを考えてはいけない:「解雇規制を緩和したらクビを切られる社員がかわいそうだ」という同情論は、桜チャンネルの司会者からリフレ派まで広く分布しているが、これは短期の問題だけを見ている。長期的な自然失業率への影響を考えると、サマーズも指摘するように、「労働者保護」の強化は必ずしも労働者の利益にならない。 解雇規制を強めることは失業率を高める:ゲーム理論で考えると、解雇規制を強めることは正社員の雇用コストを高め、失業率を高めるのは自明

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    T-norf 2009/02/01
    偏りはあるけど正論。ただ、今このタイミングで何をすべきかは良く考える必要があると思う。
  • [高校生の経済学] サンクコスト - 池田信夫 blog

    J-CASTニュースによれば、周波数オークションについて「総務省の課長補佐」が次のようにコメントしたそうだ:電波は公共財なので、普通の商品とは違います。どんな事業者でもいいわけではありません。オークションには、デメリットがあり、コストが当然料金に転嫁されることになります。事業者が投資分を回収できず倒産すれば、その電波が無駄になってしまう恐れもあります。このコメントは論理的に矛盾している。免許のコストを通話料金に転嫁できるのなら、事業者が「投資分を回収できない」ということはありえない。欧州で携帯事業者の経営が破綻したことは事実だが、それは免許料を料金に転嫁できなかったからなのだ。当ブログで何度も説明したように、免許費用はサンクコストなので、それを転嫁することは合理的ではなく、不可能だ。同じことを何度も書くのは面倒なので、前の記事を再掲しよう:オークションで払う免許料は、マンション業者の買う土

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    T-norf 2009/01/25
  • 2008年危機:経済学への/からの構造的な教訓 - 池田信夫 blog

    Acemogluの論文を邦訳するWikiが進んでいるようだ:このグローバルな危機の惨状があってもなお,大半の国ではGDP損失はせいぜい2パーセントの範囲に収まる.対照的に,経済成長のわずかな変化であっても、それが今後10年〜20年積もればずっと大きな数字になってしまう.よって,政策・厚生の観点からみて,経済成長を犠牲にして現在の危機に対応するのはまずいことは自明だろう. イノベーションはしばしばシュンペーター流の創造的破壊のかたちをとって登場するから,旧来のテクノロジーに頼る生産過程と企業が新たなものによって置き換えられることが伴う.こうした不安定性は防御すべき呪いなのではなく,その大半は市場経済にとっての好機なのだ.過去20年の発展は再配分の重要性に再び焦点を当てた.経済成長は通常,生産活動・労働者・資が多くの既存企業からその競争相手へ,アメリカをはじめとする先進諸国が比較優位をもた

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    T-norf 2009/01/25
    せっかくの邦訳、ちゃんと読もうっと。
  • マクロ政策についてのまとめ - 池田信夫 blog

    ダイヤモンド・オンラインには、上杉隆氏に続いて保田隆明氏も、定額給付金が「マクロ経済学の大原則」だとかいう記事を書いている。こんな初歩的な間違いを編集部がチェックできないのは、ジャーナリストにマクロ経済学が理解されていないからだろう。こうした誤解が国会の混乱した増税論議の原因にもなっているので、現在の経済学の通説を簡単にまとめておこう:財政政策の効果は疑わしい:保田氏が信じている1960年代の経済学とは異なり、現代のマクロ経済学では、財政政策の乗数効果はきわめて低いというのが実証研究の結果である。特に大恐慌については、ケインズ的な財政政策の効果はゼロに近かったというのがChristina Romerなどの結論だ。 今年の減税を2年後の増税でファイナンスするのは無意味だ:自民党の財政タカ派は、なぜか増税の時期を明記することが政治家の「矜持」だと思っているようだが、2年後に増税するという条件

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    T-norf 2009/01/25
    いいことも書いていると思うんだけど、頑固過ぎたり、極端に思える。あと5.の「インフレをまねく」っていうのをみんなやりたいと思うんだけどな。
  • 正社員の既得権にメスを - 池田信夫 blog

    大竹文雄氏が、WEDGEで解雇規制について書いている:整理解雇の4要件のうち、「解雇回避努力」の中には、非正規雇用の削減や新卒採用の停止が含まれており、今回のような不況期には雇い止めという形で、まず「非正規切り」を実施することが司法サイドからも要請されているわけである。[・・・]つまり、非正規社員を雇用の調整弁と位置づけ、正社員の解雇規制と賃金を守っていくという戦略に、経団連と連合の利害が一致したのだ。 したがって、労働市場の二極化に歯止めをかけるためには、非正規社員と正社員の雇用保障の差を小さくする必要がある。たとえば「正社員の労務費削減を非正規社員削減の必要条件とする」あるいは、「非正規社員を削減するのであれば、正社員も一定程度削減しなければならない」というルールを、立法措置によって導入することは直接的な手法となる。大竹氏は、定期借地権をヒントにした10年程度の「任期つき雇用制度」な

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    T-norf 2009/01/25
    格差問題的には、間違いなく正解で賛成なんだけど、大不況が進行中は今ある雇用を保全した方が、マクロ的には得策かも。解雇要件を緩和しつつも、社長も含めて高給取りの減俸を解雇要件に入れるといいかも。
  • [中級経済学事典] 潜在成長率 - 池田信夫 blog

    私の学生のころのマクロ経済学の教科書は、短期の理論しか書いてなかったが、最近の教科書はマンキューのように長期の成長理論から入り、その長期トレンドからの乖離として短期的な景気変動を扱うものが増えてきた。大学院の教科書は、20年前のBlanchard-Fischer以来、そういう構成になっている。最近は中級の教科書でも、JonesのようにIS-LMをやめて潜在成長率の概念をコアにするものが出てきた。 日の経済政策を考える上でも、現状が潜在成長率に近いのか、それともそこから(上方あるいは下方に)乖離しているのか判断することが出発点である。ただし厳密に潜在成長率を推定することは容易ではないので、内閣府のGDP速報値をもとに、ざっくり推定してみた(専門家には怒られると思うが)。 図のように昨年10−12月期の実質GDPを1995年からのトレンドと比べてみると、潜在成長率からの下方への乖離という

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    T-norf 2009/01/21
    結論とか本論はともかく、ここダウト> アメリカの場合は、明らかに金融システムの崩壊で潜在成長率からの大幅な下方への乖離が生じている
  • オバマは何をすべきか - 池田信夫 blog

    クルーグマンが、Rolling Stoneに大統領あての公開書簡を発表している。おもしろいのは、お得意の人為的インフレ政策をついに放棄したことだ:Ben Bernanke and his colleagues are trying everything they can think of to unfreeze the credit markets.[...] But at best, all this activity only serves to limit the damage. There's no realistic prospect that the Fed can pull the economy out of its nose dive. So it's up to you.ゼロ金利にも市場が反応しない以上、FRBにできることはもうない(インフレ目標には言及もしていない)。

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    T-norf 2009/01/18
    筆者にしかわからない「おもしろい点は」はともかく、ここは同意>不幸なことが避けられないなら、早いほうがいい
  • 日本的福祉システムの終わり - 池田信夫 blog

    私の出演したCSの番組がYouTubeで流されて、15日の記事にコメントがたくさんついている。司会者が私の話を理解しないで変な突っ込みを入れ、コメンテーターが「日的経営」にこだわるため話が脱線してしまったので、少し補足しておこう。 今のような状況になると、必ず「企業は景気のいいときもうかったのだから、内部留保を取り崩して雇用を守れ」という話が出てくる。こういう精神論は、企業が労働者のセーフティ・ネットになっていた日的福祉システムを前提にしているが、そんな構造はとっくに崩壊しているのだ。日的経営の典型と思われているトヨタも、すでに海外生産が国内生産を上回った。 こういう状況で製造業の派遣を禁止したら、派遣労働者は間違いなく失業者になる。不況で労働需要が急減しているので、企業が正社員を新たに雇用することは考えられない。人手が足りなければ、海外にアウトソースするだろう。今後ずっと雇用規

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    T-norf 2009/01/18
    本質的には賛成なんだけど、こう不況が確定的になると、精神論的なプレッシャーもあった方がいいと思う。
  • 貨幣数量説の神話 - 池田信夫 blog

    Mankiw's Blogより: アメリカの貨幣乗数が急速に低下し、ついに1を下回った。これはM1の増加がマネタリーベースの増加を下回るという珍現象だ。FRBが通貨供給を激増させたが、資金需要は収縮しているからだ。通貨さえジャブジャブに供給すればインフレになると思っている経済学者もいるが、いくら供給を増やしても需要を増やすことはできない。

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    T-norf 2009/01/12
    違和感2点。「資金需要は収縮」もあるだろうけど、今の米国で圧倒的に大きいのは信用収縮でしょ。/この現象から貨幣数量説を神話と否定はできないのでは? 貨幣が減って不況になってるんですよね。
  • 格差の正体 - 池田信夫 blog

    きのうは11万PVを超えた。予想どおり「派遣村」の記事に対する感情的反発が多いが、「反貧困」などというフレームで考えているかぎり、問題は永遠に解決しない。格差社会なるものの元凶はグローバリズムでも小泉内閣でもなく、「日的経営」によって保護されてきた正社員と、そのあおりをっている非正規社員の二極化なのだ。これは何度も書いたが、与野党ともに選挙目当てのポピュリズムで規制強化に走っているので、あらためてまとめておこう。 OECDは昨年の対日審査報告で、非正規労働者が1/3を超えた日の労働市場の二極化を、OECD諸国に例をみない異常な現象だと指摘している。以前の記事でも紹介したように、非正規労働者の増加は小泉内閣の発足よりはるか前の1990年代前半から始まっており、構造改革とか市場原理主義とは何の関係もない。それはクビを切りやすい(コストの低い)労働者を増やす、実質的な賃金切り下げの手段で

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    T-norf 2009/01/10
    韓国では、非正社員保護を法制化したら、12万2,900人も臨時・日雇い職の採用が減ったんだよね。半年前のこちらのエントリーの「6.」で書いた。http://d.hatena.ne.jp/T-norf/20080613/akiba2
  • 「派遣村」の偽善 - 池田信夫 blog

    「年越し派遣村」なるイベントが、与野党のポピュリズムに利用されている。民主党の鳩山幹事長が代表質問で、派遣村にコメントした坂政務官の解任を要求したのには唖然とした。日政治には、もっと大事な問題がたくさんあるだろう。完全失業者は250万人もいるのに、なぜ日比谷公園に集まった500人だけを特別扱いするのか。木村剛氏はこう書いている:日比谷公園のテントでわざわざ年越しをする必要があるのだろうか、というそもそものところから、やや不自然なものを感じます。政治活動を主目的に活動している方がいるような気がしてなりません。故郷があるのなら、帰省のための交通費を貸してあげた方が親切なのではないでしょうか。もちろん「政治活動を主目的に活動している」ことは明らかだ。しかも、かなりメディアの扱いに慣れたプロがやっている。中核になっているのは労組や共産党の活動家だろうが、彼らは表に出ず、取材にはボランティアが

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    T-norf 2009/01/08
    正論。アルスラーンの新刊読んでないのを思い出したw。注文しとこっと
  • 内向きになる日本 - 池田信夫 blog

    Dankogai経由で内田樹氏のおもしろい記事を読んだ。結論からいうと、「2009年はたぶん日は『内向きシフト』舵を切るようになると私は推察している」という彼の意見に、私も賛成だ。ただ私はこの記事を皮肉だと思ったが、どうやら内田氏は気で内向きがいいことだと信じているらしい。彼はこう書く:「外向き」になるにはアメリカにはアメリカの、フィンランドにはフィンランドのそれぞれの「お国の事情」というものがある。その切ない事情についてはご配慮して差し上げるべきであろう。だが、わが日にはせっかく世界でも希なる「内向きでも飯がえるだけの国内市場」があるのである。そこでちまちまと「小商い」をしていても飯がえるなら、それでいいじゃないか。フィンランドが外向きだというのは正しいが、アメリカは主要国でもっとも内向きの国である。彼らのパスポート保有率は14%で、内向きの日人(26%)の半分しかない。それ

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    T-norf 2009/01/08
    内田樹氏は内向きにして世界恐慌を成立させたいのかいな。でも、某女学院は名門お嬢様学校。確かに女子大は経営厳しいけど、受験倍率も高くて勝ち組っぽいよw →http://passnavi.evidus.com/search_univ/4460/bairitsu1.html
  • 動学マクロ経済学入門の入門 - 池田信夫 blog

    世の中には、まだ「どマクロ経済学」の信者がいるようで、いまだに同じようなコメントやTBが来る。IS-LMで考えているかぎり、何を説明しても無駄なので、ここでまとめて新しいマクロ経済学の教科書的な説明をしておく。長文でテクニカルなので、ほとんどの人には読む価値がないと思う。 DSGEは動学モデルなので、最初から変分法とかオイラー方程式が出てきて、ほとんどの人はそこで挫折するだろう。しかしそれは質的ではなく、ほとんどの結論は簡単な2期モデルで導ける。その点で、Goodfriendの解説論文は便利だ。くわしくは原論文を読んでもらうとして、ここでは彼の簡単なモデルを超簡単にして、結論だけ書く。まずcを消費、nを雇用、aを労働生産性とすると、 c=an・・・(1) したがってn=c/aだが、ここでμ=a/wを企業のマークアップ率とすると、 n=1/(1+μ)・・・(2) と書ける。μが利

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    T-norf 2009/01/05
    イノベーションを起こし成長率を上げることを考えるのもマクロ経済学で、私の作った構図はオカシイと言われればその通りか。精神論はChikirin氏に向けた言葉だったんだけど/明日の深夜、もう1回読む。
  • 金融危機についての入門的まとめ - 池田信夫 blog

    年末になって、屋にはぞろぞろ「大恐慌」が出てきた。現在の不況を「大恐慌」などと名づけるは、それだけで読まないほうがいい。それは著者が1930年代と現在の違いを理解していないことを示すからだ。しかし官僚やメディアにはそのレベルの理解も共有されていないようなので、今年の記事をまとめて金融危機についての入門的な知識をまとめておこう。ちょっと長いので、いつも読んでいる読者は飛ばしてください。金融危機の原因は大恐慌とは違う:今回のアメリカの金融危機の最大の原因は、住宅バブルの崩壊にともなって、複雑でリスクの見えにくい金融商品の逆淘汰が起こったことによる金融システムの崩壊だ。これは30年代の大恐慌とも日の90年代とも異なる21世紀型の危機であり、既知の処方箋はない。マクロ政策は、一時的な「痛み止め」の意味はあるが、今回の危機はそれだけで自然治癒するほど軽傷ではない。 大恐慌は再来しない:シュ

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    T-norf 2008/12/30
    13のドル信任についてがどうして断言できるのかが一番疑問。今起きている現象だけでは将来は説明できないよ。あと、総合しても、結局のこところ解決策はないという結論なのかな?
  • 今年のベスト10(アクセス) - 池田信夫 blog

    当ブログの記事で今年読まれたものを「はてなブックマーク」で集計してみると、ベスト10は次のようになる。これはアクセスの多い順ではないが、注目度の順とはいえるだろう。大麻で逮捕するならタバコを禁止せよ:11/16 古舘伊知郎氏が「格差社会」を語る気味悪さ:11/17 B-CAS社の罪は「退場」では消えない:8/7 医師会には社会的常識が欠落している人が多い:11/20 太田誠一氏の「政治団体事務所」は隣の家だった:8/26 iPhone 3Gはジョブズの敗北宣言:6/11 地デジの非常識:7/25 404 Blog Not Foundを読むのをやめた:2/11 10年は泥のように働け:5/29 温暖化懐疑論のまとめ:7/510行足らずの1が歴代のベスト1になったのは驚いたが、マスメディアが取り上げないからだろう。こういうタブーになっている話題は強く、3や7もおなじみの地デジ

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    T-norf 2008/12/29
    ビックカメラ粉飾ネタと似た間違いを...。ネタ供給能力が高いからアクセスを集めている点は本当に無自覚なのかな? 気付いててわざとやってるような気がしてきてるんだけどw/間違いはコメントで指摘してきます
  • トヨタの長すぎた栄光 - 池田信夫 blog

    今年の日経済を振り返ると、最大のサプライズは年末に明らかになったトヨタの赤字だろう。かつてトヨタは、向かうところ敵なしだった。奥田碩氏が経団連の会長だった時代には、財界の政策立案を行う渉外部に70人ものスタッフを擁し、経済政策を動かした。電波政策にまで口を出し、通信業者が使うはすだった710〜730MHzにITSが割り込んだ。 トヨタは「環境にやさしい」自動車を宣伝しているが、環境に一番やさしいのは不要な自家用車を減らすことだ。交通事故を減らすもっとも効果的な方法も、車を減らすことである。そんなことは自明だが、車に依存して道路を建設している政治家も、交通警察官の雇用を維持している警察もそれはいわない。奥田氏の「マスコミに報復してやろうか」という発言にも、メディアは沈黙した。トヨタが暗黙の「検閲」をやっていることは、業界ではよく知られているからだ。 トヨタが悪いのではない。トヨタ以外に

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    T-norf 2008/12/28
    これ以上、競争を激しくしてどうするんだよっていう第3次産業も多いと思うなぁ。グローバル化で生産性上げて成長できる余地あるのはIT・金融・観光・コンテンツの各産業ぐらい?
  • バブルはまた必ずやってくる - 池田信夫 blog

    今のようなとき、政治家も財界もかさにかかって「果敢な金融緩和をしろ」と中央銀行に求めるインフレバイアスはどこの国にもみられるが、異常な金融政策は異常な結果をもたらす。中央銀行の独立性が定められているのは、こうした政治的圧力から守るためだ。 日の1980年代のバブルも、1985年のプラザ合意以降の円高不況に異常な金融緩和でのぞんだことが原因だった。日銀が1989年に利上げしたとき、橋蔵相は「利上げを撤回させる」と恫喝した。このためバブル崩壊後も、日銀はすぐ利下げしなかった。ふたたび上げるとき、政治家との争いになることを恐れたからだ。これが誤りだったことは今からみれば明らかだが、その原因をつくったのは政治家のインフレバイアスなのだ。 1997年のアジア経済危機と翌年のLTCM破綻のあと、FRBは大量の流動性を供給し、それを1年以上続けたことがITバブルに火をつけたといわれている。そして

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    T-norf 2008/12/28
    それは分かるけど、いま金融政策せずして、いつやるんだよw。ドルキャリーとかで、どんどん円高になったら困るでしょ。
  • リスクヘッジからリスクテイクへ - 池田信夫 blog

    先日、日の大手ベンチャーキャピタルから私の携帯電話に連絡があり、「話を聞きたい」という。最初は何のことかわからなかったのだが、「コンサルティングをやっていると聞いたが、事業を起すなら支援する」という。ありがたいオファーだが、私のコンサルティングは個人事業者としてやっているので、今のところ(残念ながら)VCの資金が必要なほどの規模ではない、と丁重にお断りした。 しかし考えてみると、これは恐るべきことだ。アメリカではVCに資金量の何倍ものベンチャーが申し込み、それを審査して投資するのが当たり前だ。ところが日では逆に、私のような個人にVCのほうから連絡してくる。それは日投資機会がそれほど枯渇しているということではないか。前にも紹介した磯崎さんの記事によると、日のVCの資金量は1兆円と、個人金融資産のわずか1/1500だという。 日経済の最大の病は、需要不足でもクレジットクランチ

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    T-norf 2008/12/27
    雇用形態と文化が原因だろうか。でも一番大きいのは、長期不況で、若い人に起業の成功イメージがほとんどないことかな。ITバブルはちょっと盛り上がったけど、実業より虚業がもてはやされた感じだったしねぇ...。
  • FCCを廃止せよ - 池田信夫 blog

    レッシグがNewsweekに寄稿し、インカンバントの政治的影響力によって電波政策をゆがめているFCCを廃止せよと論じている。おもしろいのは、彼の主張が保守派のロビイストであるPeter Huberと同じであることだ。ただヒューバーがコモンローにゆだねよと論じているのに対して、レッシグはInnovation Environment Protection Agencyという機関を設置せよと主張している。初代の長官には、Werbachが適任だろう。 他方、日はOECD諸国で唯一、通信放送規制の独立...

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    T-norf 2008/12/27
    なるほど「新聞もテレビもせめてオークションのニュースぐらい報道してよ」