■不一致見据え、「やる気なし」 細野氏挑発 自民、公明、民主3党の幹事長が22日、衆院選挙制度改革と定数削減をテーマに協議する見通しとなった。3党は昨年11月、衆院解散と引き換えに選挙制度改革と定数削減を今国会中にまとめることで合意したが、各党の主張は隔たったまま。協議が不調に終わるとにらんだ民主党は、夏の参院選で与党攻撃の材料になるとみて手ぐすねを引いている。(山本雄史) 【フォト】 民主は「消極的」と反発 選挙制度改革、自民・鴨下氏は今国会成立にこだわらず 自民党の細田博之幹事長代行は18日の記者会見で、「(昨年11月の)約束を守るということで鋭意進めている。やる気がないという(民主党側の)指摘はあたらない」と反論。平成24年度補正予算案成立を機に実務者協議を本格的に進める考えを強調した。 石破茂幹事長も同日の記者会見で、衆院選挙制度改革をめぐる公明、民主党との幹事長会談に応じ