タグ

学問に関するTZKのブックマーク (4)

  • 数学者ジョン・ナッシュ夫妻の訃報

    ジョン・ナッシュ氏と言えば、著名な数学者であると同時に、ゲーム理論に関して大きな功績を残したことで有名です。特に彼の証明した「ナッシュ均衡」というのは「ゲーム参加者の相互が非協力的」である場合、例えば「囚人のジレンマ」のようなケースで、個々のプレーヤーが自分の選択によって利得を最大化することの限界を数学的に証明したものとして、よく知られています。 出身はウェストバージニア州。学士と修士はカーネギー工科大学(現在のカーネギーメロン大学)、博士号はプリンストンで、西海岸のシンクタンクであるランド研究所、MITの教員を経てプリンストンの教員となっています。 その生涯は映画『ビューティフル・マインド』(ロン・ハワード監督、ラッセル・クロウ主演)並びに、その原作で描かれており、統合失調症による闘病生活、そしてアリシア夫人との夫婦関係といったエピソードも含めて世界的にも広く知られることとなりました。

    数学者ジョン・ナッシュ夫妻の訃報
  • 『二重螺旋 完全版』訳者あとがき by 青木薫 - HONZ

    世界を震撼させたドキュメントには、失われたピースが存在した。行方不明になっていたクリックの書簡、そして貴重な資料写真や図版を加えて、「分子生命学の夜明け」が再び蘇る。なぜ今、『二重螺旋 完全版』なのか? その出版までの経緯を、翻訳者の青木薫さんに解説いただきました。(HONZ編集部) 1953年の2月28日、ジェームズ・ワトソンとフランシス・クリックは、DNAの二重螺旋構造を発見した。 それから15年後の1968年に、ワトソンはそのときの成り行きを綴った『二重螺旋』を発表する。そこに描かれていたのは、いまだ第二次世界大戦の爪痕の残る欧米を舞台とし、生命科学の景観を変えることになる発見をめぐるドラマだった。 物語の幕開けは、1951年の春。生命の謎を解きたいという野心を抱く、23歳のアメリカ人ジム・ワトソンは、たまたまナポリで開かれていた高分子学会に参加した折に、ロンドン

    『二重螺旋 完全版』訳者あとがき by 青木薫 - HONZ
  • 役に立たない学問の価値についての覚書 - Cerebral secreta: 某科学史家の冒言録

    このところ基礎科学について、頭を整理するために思いついたことをちょっと書いている。そこでは、基礎科学を擁護するいくつかの議論のタイプについて書いているのだけれど、それはどちらかといえば科学史家の立場から、どの議論にもコミットせずにメタな立場からどのような議論があるかについて整理しようというものだ。それとは別に私自身が個人的にどう考えるか、ということについて、まず書いてみようと思う。これはいわゆる基礎「科学」だけではなく、実用的ではない学問一般についてのことで、人文系の分野のことも念頭にいれている。 これは何かのときにちょっと思いついたこばく然としたことがあったのだが、それが何であるのかが自分でもうまくつかめないでいる。微妙な考え、というだけに、極めて情緒的、感覚的なものであって、それが基礎科学の擁護として説得力を持つことはあまり期待していないし、とくにがんばって自然科学のほうの基礎科学を擁

    TZK
    TZK 2009/12/15
    よくわかるがちょっと弱い意見の気がする
  • 早朝に想う

    Nikon D40 / Ishikawa Prefecture 一仕事終え、何気なくはてなブックマークをチェックしていると、『プラダを着た悪魔』のレヴューを通じて、「慣性のある生活」というサイトにたどり着いた。率直にいって良いレヴューだなと思った。打たれたのは「どんな女の子が好きか」という記事だけれども、それを含め他の記事も読ませていただいていると、自分が忘れかけていた感覚を垣間見たような気がして、背後から呼び止める声の幻聴に心が締め上げられ、悔しかった。 学問の世界にいると、自分の有能さを誇示するために言葉を振り回す人間の多さに愕然とする。学問をやっている人間がそうでない人よりも知的だなんて事は金輪際これっぽっちも一欠片もないんじゃないかと思いかけている。もちろん自分の耳鳴りなのかもしれない。錯覚かもしれない。だけれども、論理も、概念も、あまりにしばしば誰かを打ち負かすために使われている

    早朝に想う
  • 1