・「どうして昔の人は簡単に結婚できたんでしょうか?」 まず、「男女は平等」とは憲法にも書いてある大原則ですが、実際にどういうのが平等なのかといえば、実は電車賃や家賃は男女で同じでなければならないという程度の話です。 でも、あらゆる男女差別を許さないということは、実は男女差別を裏で認めるということと同じなのです。つまり、昔は物事によって男性が優遇されていることもあれば、女性が優遇されていることもあって、トータルで男女が同じだけの待遇を得ていれば、それが男女平等であったわけです。 だから、男性は結婚すれば働いて生活費を稼ぎ、女性は家庭を守って子どもを産み育てるという役割分担ができていましたし、男性も女性も我慢するところは我慢して、主張すべき権利は主張してなんとなく夫婦平等だったのです。 でも、現在は、有史以来の男尊女卑の怨念を晴らしたいと考える一部の人々の運動によって、あらゆる男女差別