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ブックマーク / p-shirokuma.hatenadiary.com (116)

  • ある三十代ガノタによるガンダムAGEの感想、または感傷 - シロクマの屑籠

    ガンダムAGE』をやっと見終わった。尺の長いガンダムとしては『ガンダム00』以来になる。途中、げっそりして視聴から脱落すること数回、HDDに録画してなければとっくに脱落していただろう。この一事が示すのは、「全体的な出来不出来はさておき、幾つかの場面で、俺は、この作品の続きを見るのがおっくうで仕方なかった」という主観的事実になる。 尤も、これはHDDに録画していた「から」視聴をぞんざいになっていた可能性はある。ガンダム00の頃は、まだHDDにアニメを録画する習慣が出来ていなかった。このあたりが怠慢を生んでいた可能性は、ある。 とはいえ、『スマイルプリキュア』は録画してあってもほぼリアルタイムで観ていたので、録画バイアスの問題は小さいものかもしれないが。 また、加齢により長編アニメを観るだけの集中力が落ちているせいかもしれない。人は、ひとつのことにアテンションや情熱を集中することが加齢ととも

    ある三十代ガノタによるガンダムAGEの感想、または感傷 - シロクマの屑籠
  • 青少年の成熟を促すようなネットコミュニティについて考える - シロクマの屑籠

    最近、表題のようなことをよく考える。 年配の人達、特にインターネットにあまり詳しくない人達にとって、SNSのたぐいは現代風コミュニケーションというよりも、コミュニケーション不全の象徴とうつる、らしい。 確かに、ネトゲ中毒やソーシャルゲーム中毒のような状態が、青少年の精神的成熟を促すとはちょっと考えにくいし、一部のネットユーザーがtwitter上でみせている悲喜劇を見るにつけても、twitterが人を成熟させる例よりも、twitterが人を堕落させたり、退行させたりする例のほうが多いようにすら見える。とかく、ネットの使い方は難しい。 その一方で、青少年のコミュニケーションに占めるオンラインの割合は確実に増えている筈だし、なにがしかのネットコミュニティ・クラスタに所属している時間も増えている筈である。ということは、現代の若い世代は、思春期の多感な時期に、ネットコミュニケーションやネットコミュニ

    青少年の成熟を促すようなネットコミュニティについて考える - シロクマの屑籠
  • アニメやゲームと一緒に酒を嗜む――その際の注意点など - シロクマの屑籠

    アニメを観ながら酒がうまい!! - - Togetterまとめ リンク先に「アニメ・ノベルゲームを鑑賞しながらの飲酒、まことに素晴らしいものだと思うのです。」と書いてあるが、実際、素晴らしいとしかいいようがない。 アニメ/ゲームが主役か、酒が主役か アニメやゲームと一緒にお酒をやるのはとても幸せで、ぶっちゃけ、何を観ながら何を呑んでもそこそこ幸せになれそうではある。しかし「この組み合わせは勿体ない」「これだったら他のお酒にしたほうがいい」といったマリアージュ*1のようなものはあると思う。喩えるなら、年代物のボルドーワインに北海道産の素晴らしいイクラを合わせて両方を台無しにしてしまうような、そういうアニメ/ゲームと酒との組み合わせはなるべく避けたいところだ。 その際に注意すべきは、 「気で楽しむべきアニメ/ゲームなのか」 「気で嗜むべきお酒なのか」 だろう。 例えば『魔法少女まどか☆マギ

    アニメやゲームと一緒に酒を嗜む――その際の注意点など - シロクマの屑籠
  • オタク・サブカル・ヤンキー、どれが歳を取りやすいか - シロクマの屑籠

    ゆうべtwitterで議論していたことをちょっと。 ものすごく大雑把な分類になるけれど、日のサブカルチャー領域の愛好者を、とりあえずオタク、サブカル、ヤンキーの三種類に分類する、というマッピングの仕方があると思う。 上の図は、私の個人的印象に過ぎない。だから是非あなたもサブカルチャー三角形を描いてみて、各種コンテンツやお友達を三角形のなかにプロットしてみて欲しい。意外と色んなことに気付けて楽しいと思う。 さて、ここからが題。 そんなオタク、サブカル、ヤンキーもいつか歳を取っていく。それぞれが歳を取った時、どんな姿になるのか?また、サブカルチャー愛好家として歳を取っていく難易度はどれぐらいなのか?「オタク、サブカル、ヤンキーの歳の取りやすさ」について考えてみる。 1.ヤンキーとして歳を取っていく難易度 ヤンキーとして歳を取っていく難易度は、おそらく低い。尖ったヤンキーのまま年老いていく人

    オタク・サブカル・ヤンキー、どれが歳を取りやすいか - シロクマの屑籠
  • 2012年『はてな村反省会』に関する報告――総論的オフレポとして - シロクマの屑籠

    もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 作者:岩崎 夏海ダイヤモンド社Amazon 注:この文章は、はてな村民向けに書かれていますが、ベストセラー作家・岩崎夏海さんを知りたい人の参考になる情報が含まれています。岩崎さんのコメントは赤字にしておいたので、拾い読みしたい人は赤字だけどうぞ。 先日、「はてな村反省会」というオフ会に出席してきた。 もともとこの宴席は、ネットコミュニティ「はてな村」について昔話をするべく設けられたものだった。ところが、『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 』でお馴染みの岩崎夏海さん――ネットでは『ハックルベリーに会いに行く』として有名――が参加表明したため、急遽、ハックルさんを囲む会的な趣向となった。 ハックルさんからは人並み外れた意志と天才性がビリビリ感じられて、大変インパクトのあるひとときとなっ

    2012年『はてな村反省会』に関する報告――総論的オフレポとして - シロクマの屑籠
  • なぜ非モテ論議が衰退していったのか――非モテ同人誌『奇刊クリルタイ』を振り返りながら - シロクマの屑籠

    ※警告!:このタイトルを見て興味が沸かない人には、今日の記事は全くおすすめできません。 なぜ、はてなから「非モテ」の話題が消えたのか - Attribute=51 何も終わっちゃいねえ!何も!言葉だけじゃ終わらねえんだよ! - あままこのブログ 非モテ論壇より一言。 - 古田ラジオの日記「Welcome To Madchester」 実存は「友達作りのネタ」なんかではない - あままこのブログ 久しぶりに、「非モテ」についての昔話を読んだ。湿った火薬庫にマッチを投げ込んだようなコミュニケーションが行われていて、懐かしく思った。そういえば先日、『月刊宝島』向けと称する非モテ関連のインタビューを受けた。「脱オタサイト」という立場から見た、当時の非モテ論議とその衰退について覚えていることを答えておいた。もし、記事として採用されているなら、いずれ発売されるかもしれない。 それはさておき、リンク先を

    なぜ非モテ論議が衰退していったのか――非モテ同人誌『奇刊クリルタイ』を振り返りながら - シロクマの屑籠
  • 他人を見下す親の子どもは、尊敬力が低く育ちやすいか? - シロクマの屑籠

    「他人を尊敬する力の低い親の子どもは、同じように尊敬する力が低く育ちやすいのか?」 どうなんでしょうね、これ。 いるじゃないですか、学校の先生をいつも見下してる親とか。 子どもの前でも平然と先生を見下す親って、昔から一定数いましたが、最近はたぶん増えてるっぽいような気がします。でも、そんな親もとで育った子どもが尊敬や敬意を身につけていくのって、なんだか大変そうだと思いませんか? やたらと他人を見下す親は、子どもの尊敬力の芽を潰しているのか ちょっと想像してみてください。 子どもの一番間近にいて一番長く過ごす親から「あの先生はダメだ」とか「この人の言うことはあてにならない、親の言うことだけ信じなさい」とか、小さい頃から延々と吹き込まれて育てられて、それで尊敬力ってつくものでしょうか?他人をスゲーと思いやすい人間になれるものでしょうか? いや、それでも尊敬できる人を間近に見つけられる子どももい

    他人を見下す親の子どもは、尊敬力が低く育ちやすいか? - シロクマの屑籠
    TZK
    TZK 2010/03/12
  • 全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠

    ここ最近、「価値のあるボク」「価値のあるアタシ」といった肥大した自己イメージを、いつまでたっても抱えている男女がそこらじゅうに溢れています。つまり、全能感を捨てきれない大人達が増えているわけですが、彼らが全能感を維持するメカニズムについては、あまり取り沙汰されていないようです。 この文章では、全能感を維持したい・いつまでも子どもの王様のままでいたい人にありがちな、二つの処世術を確認してみます。 1.自分が得意な分野で、全能感を何度も確認する ひとつめは、ごくオーソドックスな方法。 自分の優秀さや自分のバリューを確認しやすい場所で、それを反復的に確かめる、という方法です。ここに書いたように異性をひっかけて自分の価値を確認する人もいれば、ネットゲームtwitterで優秀さや有能さを確かめたがるタイプの人もいます。この際どこでもいいから、とにかく自分が優秀でいられそうなフィールドをみつけ、自分

    全能感を維持するために「なにもしない」人達 - シロクマの屑籠
  • 「非モテ」から「リア充 氏ね」へ――マジョリティ化するルサンチマン - シロクマの屑籠

    非モテ男性が集うコミュニティといえば、今では『非モテSNS』が比較的有名だが、数年前までは『はてなダイアリー』が非モテ男性の溜まり場になっていたし、さらに遡って2001年頃は『テキストサイト』が非モテ芸の中心地だった。そのことを覚えている人は、今ではもう少ない。 こうした、非モテの過去から現在についてまとめた同人誌が出ているというので読んでみた。『奇刊クリルタイ』という小規模な同人グループながら、今回は速水健朗さん*1や森岡正博さん*2らをゲストとして招くなど、頑張っているようだ。 この同人誌を読み終わって、私は、さいきん薄々感じていたことをようやく意識化できたような気がした。それは、「非モテ」というのはどうやら終わったらしい、ということだった。 かつて「非モテ」というアイデンティティが存在していた 数年前、「非モテ」はそれを自称することによって、とにかくも何かアイデンティティを得られるよ

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  • 誰かを尊敬する力、他人に敬意を抱く力 - シロクマの屑籠

    自分に自信が持てるような「力」ならともかく、他人に尊敬や敬意を抱き続けることのどこが「力」なんだと言う人がいるかもしれない。 けれども実際には、誰かを尊敬する力・他人に敬意を抱く力の強弱は、その人の世渡りと心象風景にかなり影響する。 まず、他人からなにかを学びとるにあたって、相手を尊敬しているか・敬意を抱いているかは大きな影響を与える。自分が尊敬している人物を先生として何かを学びとるのは割と簡単だが、見下しの対象を先生として何かを学び取るのは非常に難しい。また、尊敬や敬意を抱いている相手の発言であれば苦い忠告にも耳を貸せるかもしれないが、尊敬や敬意を抱ける人物の範囲が狭い人の場合、「どうしてあいつなんかの忠告を聞かなきゃならないんだ」という風に、苦い良薬を飲み下すチャンスは乏しくなる。必然的に、ごく限られた人物にしか敬意や尊敬の念を感じられない人のほうが、唯我独尊の袋小路に陥りやすい。 ま

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  • 違和感を与えない脱オタクファッション――「服の独り歩き」を避けるための心得 - シロクマの屑籠

    オタクファッションガイド 改 作者: トレンド・プロ,久世,晴瀬ひろき出版社/メーカー: オーム社発売日: 2009/11/21メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 4人 クリック: 216回この商品を含むブログ (17件) を見る オタクのためのファッション入門書『脱オタクファッションガイド』が、新しいバージョンで再出版されるらしい。 オタク界隈全体がカジュアル化したことも手伝ってか、最近はコミックマーケットや同人ショップでも、なかなかオシャレな服を着た男性をみかけるようになってきた。控えめに言っても、オタク界隈のファッション平均レベルはかなり底上げされていて、一昔前の秋葉原で頻繁にみかけたような、何回洗濯したのか分からないようなヨレヨレのシャツや、丸坊主なのにフケだらけの頭髪といったものを、今では滅多にみかけなくなった。 けれども、上質の服を身につけている人ほど良い見た目かという

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  • 中二病っぽい自己顕示と、インターネット今昔 - シロクマの屑籠

    中二病っぽい、幼稚な万能感をいくらでも誇示できる空間としてのインターネット。 こういう雰囲気がインターネットの世界から失われて、既に久しい。 1990年代〜2002年ぐらいまでのインターネット----つまりblogやSNSが普及する以前のインターネット----には、中二病的なメンタリティを顕わにした“ホームページ”や、自己顕示の権化のようなBBS(掲示板)を、かなりの頻度でみかけることができたし、そのような、宝石箱をひっくり返したような自意識を、長期間観測しつづける機会も沢山あった。おそらく日常生活のなかでは抑圧されているのであろう、溢れるような万能感を隠すこともなく、PCのスペック自慢やら、自作ポエム自慢やら、ありとあらゆるものを披瀝してやまない愛するべき“ホームページ”達。当時、インターネットを始めて間もなかった頃の私は、“インターネットっていうのは、万能感をぶちまけても怒られにくい場

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    TZK
    TZK 2009/05/16
  • 『草食系男子』という名の万華鏡 - シロクマの屑籠

    2009年に入ってから、『草系男子』という単語を頻繁にみかけるようになった。注目度はうなぎのぼりで、遂に日経ビジネスオンラインや読売新聞といった大きなメディアにも登場するようになってきている。つまり、この『草系男子』という言葉には、人々の耳目を集めるような、タイムリーな何かが含まれているのだろう。 ところが、『草系男子』の定義が意外と定まっておらず、論者やメディアごとに、定義にばらつきがみられる。また、たとえ定義が同じ場合でも、ポジティブに捉える文脈で語られることもあれば、苦り切った語り口で紹介されることもある。 『草系男子』が語られる際の、三つのニュアンス では、具体的にどういったイメージや願望が『草系男子』というバズワード*1に託され、どういった文脈で語られているのか?私がみるに、少なくとも以下の三つのニュアンスで語られていることが多いようにみえる。 【1.“男らしく引っ張っ

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  • 若いライトオタクの流入と、中年オタクの難民化 - シロクマの屑籠

    誕生でも発見でもなく、越境が始まったんだと思う - 未来私考 「脱オタ」が無意味になる時代は来るか? - Something Orange 「ライトオタク」が、話題になっているらしい。 “筋金入りのオタク”ではない人達も『東方』や『アニソン』などを楽しむようになり、オタク文化がクラブミュージックやファッションのような他文化と交流するようになってきている、という現状認識は、じつにその通りと思う。秋葉原やコミケなどの敷居が低くなっているのに加え、ニコニコ動画のような、気軽につながりやすい場が整備されたことによって、こうした動きが加速された、というのもなるほどと思う。そして「ライトオタク」に該当する人達が、“筋金入りのオタク”とは違った振る舞いをみせるだろう、というのも予想できる。 では、これから「ライトオタク」がもっと流入してきたらどうなるのか? オタク文化圏の外側では、おそらく、クラブミュー

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  • すぐに結果が出ないと我慢ならないメンタリティ - シロクマの屑籠

    なぜ大学で即戦力は育たないか - 雑種路線でいこう 即戦力、即戦力…。 すぐに結果を出せる、すぐに戦力になる人材を求めている企業。大学で学んだ人はすぐに使い物になるべきだ、というのは「人を育てる」「人を抱える」という視点からみれば短絡的にみえる。そんな事では、失敗に対して臆病で、即戦力かもしれないけれども可能性が頭打ちにされた人材が育つことになってしまいそうだ。尤も、「指揮官クラスはヘッドハンティングしてくれば良い」と企業が考えているとすれば、金の卵を苦労して育てるインセンティブなど存在しないかもしれないけれど。育てるより引き抜くほうがローコストだとすれば、育てることなどそっちのけになるかもしれないが。 以下、エントリの論旨とは大分ずれた話になるけど、即戦力や即業績というのって、必ずしも企業側だけのメンタリティじゃないような気がする。学生の側だって案外そうなんじゃないのか?すぐに戦力になり

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  • 目撃!中年サークルクラッシュ臨界状態!? - シロクマの屑籠

    昨日、嫁さんと一緒に洋屋に出かけた際に、なかなか貴重な光景に出くわしたので書き記しておく。 僕達が着席したテーブルの近くに、80年代を連想させる服装の男性四人・少しケバめのジャンパーを着た女性一人・やけに地味な服装と化粧がかえって存在感を出している女性一人の、合計六人が座っていた。男性側には、今時珍しいアキバ系ファッションと呼んで差し支えないような「Gジャン」「チェック柄のシャツ」も。ちょっと驚いたが、他のお客さんをジロジロ見るのも非礼と思い、そちらの方向はあまり見ないようにしようと嫁と打ち合わせた*1。 ところがこの六人組、やたらと声が大きく騒がしい。わざわざ顔を向けなくても会話が全部聞こえてくる。熱々のビーフシチューをいただいている最中も、キャッフキャッフという笑い声や、「それですよ!それ!それ!」という男の裏返った声が、隣のテーブル越しに聞こえてきた。こうなったら、いっそ熱心に聴い

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  • “使えない奴”を足切りする為の面接テクニックについて - シロクマの屑籠

    コンサルの面接で「74冊読みました」と言ったら「それは何がすごいの?」と返された - ミームの死骸を待ちながら リンク先の記事はコンサルタントの採用面接の体験談らしいが、巧い質問する面接官だなーと舌を巻いた。もし自分が面接官になったら、こういう意味深な質問を繰り出したいものだ。 就職面接であれ、受験面接であれ、面接官は限られた時間のなかで、対象者が合格に値する人物なのかをスクリーニングしなければならない。“モノになりそうな奴”を合格させ、“使えそうにない奴”を足切りするという重大な作業にかかわらず、与えられる時間はたった数十分。しかも、面接官に少しでも良い印象を与えるべく、対象者はなにがしかの嘘や誇張を交えてくるという前提で面接しなければならない*1。 このため、面接官がそれなりの信頼度でチェックできる情報というのは、意外と限られているし、そういう情報は「対象者が言葉に出して喋った内容その

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  • 意志だけではコミュニケーションは成立しない - シロクマの屑籠

    「コミュニケーション能力に欠けている」などという考えは、即刻捨てた方が良い。そして今から、「自分はコミュニケーションする意志が少ないのだ」と思うと良い。 そうすれば、問題点がクリアになる。そして全ての問題がそうであるように、問題点をクリアにすることが、問題解決への第一歩だ。 http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20081221/1229832078 海外旅行で、英語も通じないような街で意思疎通を図る場合などは、コミュニケートしようとする意志の強さが確かにモノを言う。だから意志の強弱がコミュニケーションの重要なファクターだ、というのは同意できる。 しかし、意志さえたっぷりあればコミュニケーションが成立するかと言ったら、それは違うと思う。 コミュニケーションの意志だけは豊富で、技能が拙劣な人 行動学上のコミュニケーションの定義を参照するなら*1、コミュニケーションと

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  • 偉そうなオタクが減った代わりに、ジャンルを系統的に把握するオタクも減っている - シロクマの屑籠

    最近のオタク リンク先の記事にある通り、最近は、オタク的薀蓄をひけらかして威張ってまわるようなオタクがめっきり少なくなった。数年前までは、アニメやゲーム漫画の知識を披瀝することで「俺様は、お前らよりも偉いんダゾ」と確認したがる人に頻繁に遭遇したものだが、オフラインでそういう風景をみかけることが減ってきた。それに伴い、いわゆる“布教活動”に勤しむ人も、少数派になってきているようにみえる。 この変化の要因については、「オタクがヌルくなってきたから」「ライトなオタクが増えたから」という説明をみかけることが多いし、それは多分当たっているのだろう。コアなオタクだけがライトノベルや萌え系コンテンツを独占している時代は既に遠い。若い世代を中心に、幾つかのhobbyのひとつとしてライトノベルや萌え系コンテンツを屈託無く*1楽しむ層が増加すれば、旧来からの、知識蓄積に拘るタイプのオタクや、オタク分野という

    偉そうなオタクが減った代わりに、ジャンルを系統的に把握するオタクも減っている - シロクマの屑籠
  • はてブの新仕様は情報収集よりクネクネ優先ですか? - シロクマの屑籠(汎適所属)

    はてなブックマーク はてなブックマークが新しい仕様になった。今までよりも「はてブお気に入り」機能を強化したらしい。お気に入り登録したidのコメントが並ぶようになり、さらに「人気エントリ」や「注目エントリ」の画面にも、お気に入りidのアイコンが並んでいる。そして複数のお気に入りidが同じ記事をブックマークしていると一括表示されるようになったのは、便利といえば便利かもしれない。 しかし、あっちこっちにお気に入りidのコメントやアイコンがいちいち表示される仕様は、個人的にはあまり嬉しくない変更だった。デフォルトの設定では、自分のブックマークだけを再確認したい時にも、お気に入りidのコメントがわざわざ表示されるようになってしまっている。文字がゴチャゴチャ並び、あれこれのアイコンがずらりと並ぶ表示画面は、情報過多の印象を免れない。自分の収拾したブックマークやブクマコメントを再読する際に、これでは疲れ

    はてブの新仕様は情報収集よりクネクネ優先ですか? - シロクマの屑籠(汎適所属)