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ブックマーク / bitecho.me (3)

  • 「生きる」ことに向き合う 官能的で暴力的な、池谷友秀の写真

    息を呑むような瞬間をとらえた水中写真で、国際的な評価を得ている日人写真家がいます。生と死というテーマに正面から挑み、水辺や水中で人物を撮り続けている、池谷友秀。彼の作品集『BREATH』をご紹介します。 漆黒の世界で、真珠のような水泡を身にまとい、重力から解き放たれた人体が躍動しています。血色のない、大理石のような白い肌も相まって、被写体は、まるで凍結した時間の中にいるようです。くっきりとした輪郭とコントラストをもって闇に浮かぶ人体には、力強い造形美を見出せるでしょう。 池谷友秀 BREATH #102,2011 「生きていくことに必要なものを、考え続けるために」 これらの写真作品は、もちろん合成などではなく、水中で写真家自身も潜水して撮影したものです。水中での撮影ですから、被写体は撮影の間、当然、呼吸をしていません。私たちの生存の術であり、生存の証でもある呼吸。その呼吸にフォーカスをあ

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  • 騒動を超えて。企画者が語る「ここはだれの場所?」展の真意とは|MAGAZINE | 美術手帖

    騒動を超えて。企画者が語る「ここはだれの場所?」展の真意とは子どもたちにとって、大人たちにとっても美術館とはどんな場所だろう? もしくは、どんな場所になりうるだろう?今夏の東京都現代美術館の子どもを主題にした展(7月18日〜10月12日)では、4組のアーティストが「ここではない」もうひとつの世界の入り口を示す場所をつくりあげた。しかし、開幕直後に会田誠と会田家の作品に対して美術館と東京都が撤去・改変を要請したことで、世間を賑わせたのち、要請を撤回するという騒動に注目が集まってしまった。ここでは担当キュレーターにこの展覧会の企画意図を寄稿してもらった。改めて、この展覧会が今の社会に投げかけた、「美術の力」について向き合ってみたい。 ヨーガン・レール作品展示風景。石垣島に流れ着いたゴミでつくったランプの作品 撮影=木奥惠三 ◎「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展は、7月18日から

    騒動を超えて。企画者が語る「ここはだれの場所?」展の真意とは|MAGAZINE | 美術手帖
  • 編集部セレクト! 2015年、もう一度読みたい記事10選

    2015年もあと数時間となりました。アート・シーンにも様々な動きがあった、この1年。bitecho編集部では、今年を振り返って、改めて読みたい10の記事をセレクト! 2015年に話題となったトピックについての記事と、編集部オススメの記事・多くの人に読まれた記事に分けてダイジェストでご紹介します。年の瀬は、アートの話題とともにこの1年を振り返ってみては? もう一度読みたい記事10選 一覧 【2015年のアート界を振り返る】 ・ 大山エンリコイサムが読み解く、「ディズマランド」の批評性 ・ 騒動を超えて。企画者が語る「ここはだれの場所?」展の真意とは ・ 会田寅次郎、初インタビュー!(付き添い:会田誠)【前編/後編】 ・ 藤田嗣治全所蔵作品展が提起した、日の美術館の可能性 ・ 美術作品を残すということ 計測する作家・毛利悠子インタビュー 【人気の記事・編集部イチオシの記事】 ・ ミヤギフト

    編集部セレクト! 2015年、もう一度読みたい記事10選
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