介護士といえば、3K、すなわち「きつい」「汚い」「給料安い」として有名な職業であり、離職率も高い。そのため、需要に対して供給が少なく、各地の介護施設は介護士の確保に四苦八苦している。 介護士の求人サイトのアフィリエイトも多く、介護士への就職を勧めるアフィリエイトサイトも多く存在する。しかし、それらのサイトは介護士という職業が抱える本当のリスクを伝えていないように思える。 介護職が抱える本当のリスクとは、「きつい」「汚い」「給料安い」などではなく、「介護事故」と「モンスタークレーマーの存在」である。 介護事故 介護士が扱う人々は高齢者である。介護を受けているような高齢者の骨は非常にもろく、おむつを替えるだけでも骨折することがあるくらいだ。そんな高齢者が転倒しようものならほぼ確実に骨折をすることになる。 しかし、認知症による徘徊、ベッドからの転落、車いすからベッドへの移乗、リハビリのための立位