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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (6)

  • 「米国は訴訟社会」というフィクション

    『手ごわい頭脳―アメリカン弁護士の思考法』というを買ってきて読んでいるのですが、なかなか面白いです。全体の感想はいずれ改めて書くことにして、1つ面白いと感じた指摘を。 米国というと、「弁護士が多い」「バカな訴えが通ってしまう」などといった訴訟社会のイメージがありますが、著者のコリン・P・A・ジョーンズ弁護士は必ずしもそれが正しくないことを解説しています。例えば、「弁護士が多い」という点については、確かにその通りだとはしつつも まず、日と比較する場合だが、実は「弁護士」という用語を用いることには大きな語弊がある。何故なら、アメリカの弁護士が手がけている業務の範囲は、日の弁護士のそれよりもはるかに広いからだ。 アメリカで「ローヤー」(Lawyer)の資格を持っている人々がやっている仕事をざっと並べると次のようになる。日でいうところの弁護士に加えて、検察官と裁判官(いわゆる法曹三者)も含

  • RTCカンファレンス『ブログ限界論』 感想など

    ということで、RTC Vol.28:『ブログ限界論』に参加してきました。感想などを少し。 全体的に見て、議論が若干拡散していたのが残念に思いました。主催のお二人、ゲストスピーカーのお三方それぞれ「ブログのどこが限界か」「その原因は何か/解決策は何か」についてお考えがあり、個々の意見には「なるほど」と感じるものが多かったのですが、全体としての流れはまとまらないまま。まぁ、パネルディスカッションなんて往々にしてそんなもんですが。 ということで、個人的に心に響いたことを書きたいと思います。話し合いの中で、ゲストスピーカーの佐々木俊尚さんがこんなことを仰っていました(※一字一句まで正確、ということではありませんのであしからず): ブログのアクティブユーザーが減っているというのは現実の話。20代から下はケータイに吸い込まれてる。表現のプラットフォームがブログから移行しているのでは。 これを読んで、次

    TZK
    TZK 2007/11/25
  • 謝るとき/謝られるときの心得は

    なるべくなら謝るような目にも、謝られるような目にも会いたくないわけですが、生きていればそうもいきません。昨日セミナーから呼び戻されたのも、実はトラブル絡みだったりして……そんなことはいいんですが、タイムリーなことに BusinessWeek でこんな記事を読みました: ■ The Ethics of Apologies (BusinessWeek) 「いくつかのシンプルなルールを覚えておくだけで、意味のある謝罪をし、潔く謝罪を受け入れることができるようになる」というのがサブタイトル。謝るときのヒント6つと、謝られるときのヒント5つが紹介されています。で、どんな内容かというと: 【謝るとき】 素早くミスを認め、自分の責任を取る。「僕がミスしました」と言うべき時に「私たちがミスしました」とは言わないこと。 まず最初に、ミスをした相手に謝ること。その人に最も配慮しなければならない。 心から謝るこ

  • 2006年Web 2.0大賞

    去年・・・ではなく一昨年の12月、「2005年Web 2.0大賞」というエントリを書きました(余談ですが、一昨年は東京でも12月に初雪が降っていたのですね)。そこで引用していた Dion Hinchcliffe's Web 2.0 Blog で、2006年度版の Web 2.0 大賞が決定されていたので、今年もご紹介したいと思います: ■ The Best Web 2.0 Software of 2006 (Dion Hinchcliffe's Web 2.0 Blog) 今回も8つの部門に分かれていて、それぞれ優勝と次点が以下のように選出されています: SNS部門 優勝 - MySpace 次点 - bebo, facebook, Vox, xuqa.com, MyBlogLog スタートページ部門 優勝 - Netvibes 次点 - Pageflakes, Windows Live,

  • 「明日からリソースは半分です」と言われたら?

    ある日会社に出勤したら、上司から突然「明日からリソースを半分にするよ。だけど売上や納期、品質などは現状維持してね」と言われたらどうしますか?僕ならキレて会社を辞めると思いますが、そんな状況に陥った会社の事例が日経MJに載っていました: ■ 改装中の営業、阪急百の工夫 (日経流通新聞 2006年9月22日 第18面) 「社運を賭けた建て替え工事を進めている」という、阪急百貨店のケーススタディ。どんな状況かというと: 建て替え工事のため、南側の半分を取り壊している。 昨年9月から、従来の約7割の売り場面積で営業を続けている。 出入り口も半分閉鎖、導線が大きく変わった。 ということで、かなりの悪条件なのですが、実は前年同期比84%の売上を維持しているそうです。単純に「売場面積=売上」と仮定すると、前年比70%の売場で84%の売上ですから、生産性が20%向上したという計算になります。そこにどんな工

    TZK
    TZK 2006/09/23
  • 「貧乏人向けEXCEL」で何が悪い?

    発表以来、当然(?)ネット上で話題を呼んでいる"Google Spreadsheet"。ただいま招待制ベータテスト中ですが、招待依頼を出したところ、あっさり招いてもらえました。で、以下がそのスクリーンショット(クリックで拡大): ご覧の通り、日語も問題なく受け付けてくれます(ただしファイル名を日語にすると、.xls あるいは .csv でエクスポートする場合にファイル名が文字化けします)。関数もけっこう充実していて(300種類弱ぐらい?)、ざっと見たところ普通に使うものは網羅されている感じでしょうか。残念ながら、時間がないので目玉の「シート共有機能」「チャット機能」は試していないのですが、「100%EXCEL」とは言わないまでも、「50%EXCEL」ぐらいは実現できていると思います。EXCEL と決定的に違うところは、グラフ・ピボットテーブル・マクロぐらいではないでしょうか(それが重要

    「貧乏人向けEXCEL」で何が悪い?
    TZK
    TZK 2006/06/08
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