舛添厚生労働相は19日午前、新型の豚インフルエンザの国内対策について話し合う大臣直属の専門家チームを立ち上げた。メンバーは神戸大の岩田健太郎氏、東大病院の畠山修司氏ら4人で、政策決定の参考にする考え。 大阪府、兵庫県で18日から始まった学校一斉休校の期限が切れる今週末をめどに、強毒性の鳥インフルエンザを想定した国内対策の緩和を舛添氏は表明しており、このチームでも素案づくりを進める見通しだ。 神戸市は19日、新型インフルに新たに10人が感染したと発表した。これで国内感染者は計173人に達した。 発熱などを訴えていた奈良県の計181校の中学・高校の生徒の詳しい診断も始まった。