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ブックマーク / mochimasa.hateblo.jp (30)

  • 被災地でピースサインして記念撮影する由井寅子 日本ホメオパシー医学協会会長 - Not so open-minded that our brains drop out.

    ホメオパシー医学協会会長にしてホメオパシー博士の由井寅子氏が事前の予告通りに被災地入りした。同協会のウェブサイトでは写真と動画付きでその模様が紹介されている。 4月1日 福島 「放射線、X-ray、心経、祝詞のレメディー」を撒く由井先生ご一行 (引用元:http://jphma.org/gienkatsudo/20110401_fukushima.html) そう。「恥と思う」べきなのは、むしろ「得体のしれない」砂糖玉を撒いて義捐活動を気取っている由井氏らの方だろう。 「アクティブプラント、カブトムシ入りの腐葉土、ひまわりの種」を「寄贈」 果樹園の一部を借りて、由井会長を中心として、放射性物資による土壌汚染を改善していく研究が行われていきます。 協力する果樹園には、アクティブプラント、カブトムシ入りの腐葉土、ひまわりの種が寄贈されました。 (引用元:http://jphma.org/g

    被災地でピースサインして記念撮影する由井寅子 日本ホメオパシー医学協会会長 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2011/04/08
    “「目録」を手渡しするなどというパフォーマンスじみた行為自体を遠慮するべきだ”100万円程度でわざわざ被災地に出向いて職員に対応させてるあたり、目的が被災者支援ではないことが容易に窺える。
  • 山口ホメオパシー訴訟は和解で終結。しかし、ホメオパシー団体は"言いたい放題" - Not so open-minded that our brains drop out.

    ホメオパシー助産師が乳児に対するビタミンKの投与を怠り死亡させたとする山口での訴訟は、被告の助産師側が原告側に和解金を支払うという形で終結した。朝日新聞によれば、 生後2カ月の長女が死亡したのは、ホメオパシーという民間療法をする助産師が適切な助産業務を怠ったためだとして、山口市の女性(33)が助産師を相手取り、約5600万円の損害賠償を求めた訴訟で、助産師側が女性に和解金を支払うことで合意したことが21日、分かった。和解金は数千万円とみられる。 (引用元: http://www.asahi.com/health/news/SEB201012210082.html) この裁判は民事裁判であり、この決定の是非について第三者がとやかく言うことではないだろう。問題は、被告の助産師が所属していた日ホメオパシー医学協会の訴訟後の対応である。 JPHMAとしては、裁判中であったため、件に関しては当初

    山口ホメオパシー訴訟は和解で終結。しかし、ホメオパシー団体は"言いたい放題" - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/12/24
    日本ホメオパシー協会が「善意のトンデモ」では無く「嘘とわかってて売る詐欺師」に近いと言う傍証。/当事者が口外しない条件なら、ホメオパシー協会の言う「事実」も「第三者の憶測」でしかないはずだが。
  • 流産した女性に日本ホメオパシー医学協会会長の由井氏が掛けた信じがたい言葉 - Not so open-minded that our brains drop out.

    由井寅子氏は著書『ホメオパシー的妊娠と出産』の中で流産を経験した女性とのやり取りについて以下のように語っている。 あるお母さんがステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)のコルチゾン(一般名:強力レスタミンコーチゾン)をとり続けていました。この方はアトピーのためにステロイド剤をずっと使っていたのです。それで、妊娠7週目で子どもが流れてしまった。当然、そのお母さんはおんおん泣きました。 でも私は、彼女に「よかったね」といったのです。「全部とは言わないけど、子どもさんがあなたのステロイドの毒をべてくれて流れたのだろう」と。胎盤は栄養だけでなくあらゆる母体の毒を吸い上げてしまうのです。幸いに、2年後にまた子どもができました。よかったですね。 (引用元:由井寅子著『ホメオパシー的妊娠と出産16ページ、強調は引用者による。) まず、「それで」などという言葉を使って、「あるお母さん」の流産の原因が彼女が使用

    流産した女性に日本ホメオパシー医学協会会長の由井氏が掛けた信じがたい言葉 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/10/25
    カルマだとか塩盛りだとか、このような主張をする一方で、「ホメオパシーには効果があるという論文がある」「科学的根拠のある医療だ」と主張できる神経が恐ろしい。
  • ホメオパシーとジェームズ・ボンドと抗酸化作用 - Not so open-minded that our brains drop out.

    フランスの免疫学者ジャック・ベンベニスト(Jacques Benveniste)は分子が一つもなくなるレベルにまで希釈した抗体溶液(つまり、ただの水!*1 )が白血球に作用して脱顆粒という現象を誘発するとする論文を発表した*2。この論文は、同様の極端に希釈した溶液を治療に用いる*3ホメオパシーを裏付ける実験結果として発表されたが、後の詳細な調査でこの実験結果は幻であったと結論づけられた*4 *5。 なお、この業績によりベンベニストは面白おかしい研究に与えられるノーベル賞のパロディー、イグノーベル賞の第一回化学賞を受賞している*6。 ベンベニストの論文の掲載先は、一流の科学雑誌Natureだった。このNature誌にこのような胡散臭い論文が掲載されたことに対してはそれなりの反響があったようで、その一部は同誌の誌面でも紹介されている。寄せられた投書の内容は、論文を通してしまった編集部を批判する

    ホメオパシーとジェームズ・ボンドと抗酸化作用 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/10/15
    さすがジョークの国。ただし、ジョーク的研究でも実験をデザインしてきっちりと論文に仕上げる辺りはさすが一流論文誌と言うべきか。
  • 面接官「特技はホメオパシーとありますが?」 - Not so open-minded that our brains drop out.

    面接官「特技はホメオパシーとありますが?」 学生 「はい。ホメオパシーです。」 面接官「ホメオパシーとは何のことですか?」 学生 「自然療法です。レメディーで自然治癒力を高めます」 面接官「え、レメディー?」 学生 「はい。レメディーです。砂糖粒に水の記憶を転写します。」 面接官「・・・で、そのホメオパシーは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」 学生 「はい。危険な西洋医学から守れます。」 面接官「いや、当社には瀉血*1をやるような輩はいません。それに医者でもないのに病気の人を治療するのは犯罪ですよね。」 学生 「でも、それは医師会と製薬会社の陰謀ですよ。」 面接官「いや、陰謀とかそういう問題じゃなくてですね・・・」 学生 「インナーチャイルド*2が叫んでいるんですよ。」 面接官「ふざけないでください。それにインナーチャイルドって何ですか。だいたい・・・」 学生 「イ

    面接官「特技はホメオパシーとありますが?」 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/10/05
    酷い内容。特に公表拒否が。これを弁護士が用意するのか・・・/通常医療で医師が同じ内容の同意書を用意したら激しく批判されそう。ホメオパシー側も「冷たく無責任な西洋医療」とか言って嬉々として叩きそうだが。
  • ウィキペディアに駄目出しして墓穴を掘る日本ホメオパシー振興会の永松氏 - Not so open-minded that our brains drop out.

    一連のホメオパシー批判の発端となった山口のホメオパシー助産師の訴訟*1を筆頭に、悪性リンパ腫の患者の死亡に纏わる"あかつき問題"*2、沖縄のホメオパシー養護教諭の件*3など、報道されているホメオパシー関連事件の多くは*4ホメオパシージャパン系の日ホメオパシー医学協会関係者によるものだ。一方で、日国内には、日ホメオパシー医学協会以外にも複数のホメオパシー団体が存在する*5。 日ホメオパシー振興会も非ホメオパシージャパン系の団体の一つで、永松昌泰氏が代表を務めている。彼らからすれば、ライバル団体の起こした騒動に巻き込まれるのは真っ平御免というところらしく、これまでも問題を起こしたホメオパシーは自分たちの「来のホメオパシー」とは違うという立場を表明してきた*6。 そんな苦しい立場に立たされている永松氏が久々にブログを更新した。どうやらウィキペディアのホメオパシーの記事にご不満のご様子だ

    ウィキペディアに駄目出しして墓穴を掘る日本ホメオパシー振興会の永松氏 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/09/23
    自分の団体の主張を綺麗さっぱり忘れているのか、「自分の団体も間違っている」と批判しているのか、恐らくは前者だろうけれども、いずれにしても締まらない話。
  • 琉球大医学部のホメオパシーの講義に使われた(と思われる)教科書を読む - Not so open-minded that our brains drop out.

    朝日新聞*1と沖縄タイムス*2は、琉球大学医学部保健学科の「助産診断・技術学」の講義でホメオパシーが教えられていたと報じた。問題の科目はホメオパシーに特化した講義というわけではなかったようだが、助産師志望の学生の必修科目であり2004年から計34人の学生が受講していたそうだ。朝日新聞によると、講師は「日ホメオパシー医学協会認定の療法家」だという。日ホメオパシー医学協会は山口の訴訟の被告のホメオパシー助産師の所属団体*3であり、「あかつき問題」*4に関わっていたホメオパスの所属団体でもある。 講義で使用されていた教科書については、 ず氏が琉球新報の記事で 日野原重明・井村裕夫 監修『看護のための最新医学講座』だと確認している*5。この教科書は全36巻*6だが、ず氏も指摘しているように、この講義で使われたのは長尾和治氏 編集の33巻『alternative medicine』だと思われる。

    琉球大医学部のホメオパシーの講義に使われた(と思われる)教科書を読む - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/09/22
    まず、科学・医学の基礎知識がないので、「定義」等の語の用法からして間違っているというお粗末さ。この教科書で、ホメジャの助産師が講師になったら適切な教育になるはずがない。この教科書に金出したくないなあ。
  • 修士論文『ホメオパシーにみられる心理治療』を読んで - Not so open-minded that our brains drop out.

    JPHMA&HMA認定ホメオパス、すなわち由井寅子氏率いるホメオパシージャパン系のホメオパスの高橋佳子氏が自身のウェブサイトで修士論文を公開していたので、興味深く拝読した。引用歓迎とのこと*1なので、詳しく批判したいと思う。 修士号の取得元は? 何についての修士号なのか? 論文の冒頭部分・高橋氏のプロフィール*2によると学位を授与したのはアライアント国際大学カリフォルニア臨床心理大学院(AIU/CSPP)とある。この組織は文部科学省の認可した日の大学ではないが、東京にサテライトキャンパスを設置しているアメリカの大学らしい。ただし、この論文がabstract以外は日語で書かれていることからも分かるように、アメリカの大学でありながら日語の論文で修士号が取得できるようだ。それから、誠に失礼ながら、私はこの大学がもしかしてディプロマ・ミル(学位工場)では?と疑ってしまったのだが、大学の公式ウ

    修士論文『ホメオパシーにみられる心理治療』を読んで - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/09/16
    これで修士もらえるってのも何だか遣る瀬無いなあ。/ソースにウィキペディアは凄い。何と言っても、自分で編集して引用すると言う自作自演が可能だ。日本語の「医学」とか「医療」の項は代替医療側の編集の典型。
  • 日本助産師会会員の助産所の12ヶ所に1カ所はビタミンKの代わりにホメオパシーのレメディを与えたことがある。 - Not so open-minded that our brains drop out.

    かねてから進められていた社団法人 日助産師会のホメオパシーについての実態調査の結果が公表された。その内容は日助産師会のウェブサイトで読むことができる。 http://www.midwife.sakura.ne.jp/midwife.or.jp/pdf/homoeopathy/homoeopathy220907.pdf 調査結果の概要 (1)助産所 433 か所(有床 266か所、無床 167か所)のうち、414か所ら回答を得た。無回答の19か所は分娩休止中の助産所である。 (2) 調査時点において、ビタミン K2 シロップはすべての助産所で投与していた。 (3)過去 2年以内にホメオパシーのレディを投与してビタミンK2 を投与しなかったケースを取り扱ったことがある者は36 か所であった。その主な理由は以下である。 [1]薬剤拒否の妊婦にどうしてもと頼まれてビタミンk2を投与しなかった。

    日本助産師会会員の助産所の12ヶ所に1カ所はビタミンKの代わりにホメオパシーのレメディを与えたことがある。 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/09/08
    今まにホメオパシーを推進してきた事に対する言及も必要だが、本当に今回の事態を考えているなら、「自然なお産」とそれに伴う通常医療忌避に対する反省が必要だ。ホメオパシーはそこに便乗したものに過ぎない。
  • 日本学術会議のホメオパシー否定会長談話とホメオパシー関連団体の反応 - Not so open-minded that our brains drop out.

    学術会議がホメオパシーを否定する会長談話を発表した*1。日学術会議は政府から独立して職務を行う内閣府所管の「特別の機関」であり、日の科学者の代表機関である。 ちなみに現在の会長は医師で東大名誉教授の金澤一郎氏で、以前から厚生労働省の審議会でホメオパシーに警鐘を鳴らしていた人物でもある*2。 会長談話の概要とその波及効果 それほど長くないので文を読んだほうが早いかもしれないが、要点を述べるとすれば、、 ホメオパシーの医療関係者への浸透とホメオパシー施療者養成学校ができている事実について「強い戸惑いを感じざるを得ません。」と述べ、ホメオパシー信奉者が理論的根拠にしている「水の記憶」については「荒唐無稽としか言いようがありません。」と一刀両断。Shangらによるメタ解析を引用して効果が否定されていることを示した上で、定番の言い訳「『幼児や動物にも効くのだからプラセボではない』という主張

    日本学術会議のホメオパシー否定会長談話とホメオパシー関連団体の反応 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/08/29
    「もう間もなく発表されるであろう永松先生の『本来のホメオパシー』談義にご期待ください」ホメオパシーの本当の戦いはこれからだ!永松先生の次回作にご期待ください!と言うハシラが見えた気がする。/JPHMAは最悪。
  • ホメオパシー支持者は『天動説を唱えたガリレオ』だッ(キリッ - Not so open-minded that our brains drop out.

    由井寅子氏が代表を務めるホメオパシージャパン系団体、日ホメオパシー医学協会が今度は週刊新潮の記事にコメントを出した。 http://jphma.org/About_homoe/jphmh_answer_20100819.html 新潮の記事に一定の評価を下す日ホメオパシー医学協会 新潮の記事は取材に基づく独自情報が少なくて私は物足りない印象を持ったが、日ホメオパシー医学協会は朝日新聞の記事に対するものと比べて、ずっと好意的な評価を下している。 今回の週刊新潮の記事では、朝日新聞社科学医療グループのようなホメオパシーならびにJPHMAたたき一色の一方的な記事とは異なり、マスコミでもはじめて、ホメオパシー新聞に書かれたJPHMAの見解がとりあげられました。また、取材を受けたJPHMA提携クリニックの山崎クリニック(佐賀県唐津市)の山崎実好院長のコメントも掲載されています。 (中略) この

    ホメオパシー支持者は『天動説を唱えたガリレオ』だッ(キリッ - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/08/24
    「切り捨ててしまうには、有力なデータや体験談が多すぎる」と言うのが本当ならガリレオになれるかも知れないが、実態は「有力なデータほど効果が否定されている」だ。「天動説のガリレオ」とは、実に良いコピー。
  • TBSラジオ Dig「ホメオパシー問題から代替医療を考える」を聴いて - Not so open-minded that our brains drop out.

    TBSラジオのDigという番組の8月19日の放送で「ホメオパシー問題から代替医療を考える」というテーマが扱われた。パーソナリティは荻上チキ氏*1と外山惠理氏でゲストは医療ジャーナリストを自称する田辺功氏*2。阪大の菊池誠氏と民主党参院議員の櫻井充医師*3も電話出演した。その内容は今では番組のサイトからmp3形式でダウンロードできるようになっている*4。 冒頭で山口の訴訟を発端にした一連のホメオパシー報道が紹介されたこともあり、番組の内容はテーマ通りホメオパシーを社会的な「問題」として位置づけたものだった。専門家として呼ばれたであろう田辺氏の暴走にはいささか驚かされたが、パーソナリティの二人の適切なツッコミとフォローで番組の公正さは保たれていたように思う。 田辺氏のホメオパシーに対する不十分な認識と不公正な態度 田辺氏は番組の前半でホメオパシーの概略について説明を始めた。田辺氏は始め「一言で

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    VodkaDrive 2010/08/22
    同感です。医療ジャーナリストを名乗ってあの見識はあまりに酷い。櫻井議員も医師でありながらあの程度の見識。パーソナリティの荻上氏や物理が専門の菊池教授の方が遥かに詳しく正確というのはどうしたものか。
  • ホメオパシー団体とその他の関係団体 相関図 - Not so open-minded that our brains drop out.

    複雑極まるホメオパシーとそれに関連する団体の関係を相関図にまとめてみた。 ソース・参考文献 社団法人日助産師会、日ホメオパシー振興会、International Academy of Classical Homeopathy日校の見解、由井寅子著『ホメオパシー的妊娠と出産』の問題部分について引用と言及あり。 ビタミンK不投与事件 - Skeptic's Wiki ロイヤル・アカデミー・オブ・ホメオパシー英国校の体験談紹介ページにおけるビタミンKのシロップの代わりにレメディを推奨するアドバイス。 ホメオパシー 体験談紹介 「統合医療の確立ならびに推進」を打ち出した民主党マニフェスト医療政策詳細版 http://www.dpj.or.jp/policy/koseirodou/index2009_medic.html 予算委員会での長厚労相によるホメオパシーに言及した答弁 http:/

    ホメオパシー団体とその他の関係団体 相関図 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/08/15
    日本ホメオパシー医学会は帯津がトップで江本が絡んでる同じ穴の狢と。振興会もかなり怪しいが。兎に角どの団体も「トラコパシー」だけの問題にしたくて仕方ないのが良く分かる。
  • 朝日新聞の記事に対するホメオパシージャパン系団体の滅茶苦茶な反論と謎の「隠しコメント」 - Not so open-minded that our brains drop out.

    朝日新聞は7月31日の記事で「ホメオパシー」を名指しした上で、山口のビタミンK2不投与訴訟に言及してホメオパシーの批判記事を掲載していた*1が、8月5日*2には、さらに踏み込んだ内容の記事を公開した。押さえるべき点は余すことなく書かれているが、特に日助産師会に取材し、兼ねてからホメオパシーとの密接な関係が取り沙汰されていた日助産師会理事の神谷整子氏から具体的な話を聞き出したのは、かなり決定的だったように思う。 テレビ番組で取り上げられたこともある有名助産師で、昨年5月から日助産師会理事を務める神谷整子氏も、K2シロップの代わりとして、乳児にレメディーを使ってきた。 取材に応じた神谷理事は「山口の問題で、K2のレメディーを使うのは、自重せざるを得ない」と語る。この問題を助産師会が把握した昨年秋ごろまでは、レメディーを使っていた。K2シロップを与えないことの危険性は妊産婦に説明していたと

    朝日新聞の記事に対するホメオパシージャパン系団体の滅茶苦茶な反論と謎の「隠しコメント」 - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/08/07
    コメントアウトされた記述のあまりのひどさに絶句。神谷らホメオパシー助産師たちが「K2シロップに害がある」と吹き込んだ上で「選択」させたであろう、有力な証左だ。魚拓が残っていないのが悔やまれる。
  • ホメオパシーについての読売と朝日の詳報とホメオパシージャパンの反応 - Not so open-minded that our brains drop out.

    訴訟が起こったことを最初に報じた読売新聞は、今回の訴訟についての解説記事を7月31日に出した。同時に朝日新聞もBeの紙面で、訴訟の件も含めてホメオパシーの特集*1を掲載した*2。 読売の記事について 読売新聞の記事は朝日と同着一位とは言えホメオパシーという具体的な"自然療法"の名前に初めて言及した点で画期的だし、日助産師会がホメオパシーの普及に加担していたことと助産師(会)の責任について踏み込んだことも評価できる。 しかし、投与は義務ではないため漏れもある。この助産師もビタミンK2を投与したと母子手帳に記していた。日助産師会の岡喜代子専務理事は「ビタミンK2投与は当然行うべき基的な処置。助産師はホメオパシーなどの伝統医学や事療法などを妊婦のケアに取り入れる人が多いが、極端に偏った考えの助産師がいたことを重く受け止めている」と話す。 特にホメオパシーについては、同会支部主催で講演会

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    VodkaDrive 2010/08/01
    ホメジャの反応は、まさに典型的なチェリーピッキング。反証や否定的な根拠を除外すれば、天動説だろうが生物自然発生説だろうが創造論だろうがお構いなしに肯定できる。
  • 千島学説呪縛を解く1 千島学説の概要とそのロジック - Not so open-minded that our brains drop out.

    千島学説とは医学博士の千島喜久男氏が唱えた*1ユニークな生命現象についての"学説"である。新生命医学会のサイトによると千島学説は以下の8大原理から構成されているらしい。 第1原理 赤血球分化説  1932年発表 …畜産学粋…明文堂 (赤血球は凡ての体細胞の母体である) 第2原理 組織の可逆的分化説  1954年発表 …総合医学新書…医学書院 (飢餓・断時には体細胞から赤血球へ逆戻りする) 第3原理 バクテリア・ウイルスの自然発生説  1954年発表 …岐阜大学新聞… (バクテリア・ウイルスは一定条件下で自然発生する) 第4原理 細胞新生説 1950年発表 …科学…20巻10号 (細胞は分裂増殖しない。6つの形態で新生する) 第5原理 腸造血説  1954年発表 …骨髄造血学説の再検討…医学書院 (骨髄造血説は誤り。造血器官は小腸の絨毛である) 第6原理 遺伝学の盲点  1932年発表 …

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    VodkaDrive 2010/07/22
    「現代医学を覆す千島学説!」が、実は「現代科学に覆された旧説の焼き直し」と言うのが何とも皮肉。科学や医学の流れを知らなければ騙されてしまうのだろうか。天動説を復活させてどれくらいの人が騙されるやら。
  • 医療政策の中のホメオパシーとロビー活動。一方で警鐘も - Not so open-minded that our brains drop out.

    以前のエントリーで指摘したように、長厚生労働相は国会の予算委員会でホメオパシーを含む統合医療の研究に厚生労働省として注力していくことを表明した。大臣の答弁で言及された「統合医療の省内でプロジェクトチーム」は統合医療プロジェクトチームとして実際に動き出しているようだ。 厚労省の統合医療プロジェクトチームと日統合医療学会 統合医療プロジェクトチームの第一回資料では、「相補・代替医療の分類」という表の中にホメオパシーが挙がっている。「相補・代替医療」と「統合医療」という表現の違いこそあるが、長大臣の答弁に見られた統合医療にホメオパシーを含める考えは踏襲されていると見てよさそうだ。 相補・代替医療の分類 1)伝統医学 (1)中国医学 (2)漢方 (3)鍼・灸 (4)アーユルベーダ(インド) (5)ユナニ(アラブ) (6)チベットなどの地域伝統医学 (7)ホメオパシー (8)自然療法 (引用元

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    VodkaDrive 2010/07/20
    代替医療は軽度で慢性の愁訴などには良いのだろうが、症状が軽い期間を代替医療に頼る事によって重症化を招き、結果として医療費を増大させる事になりかねない。
  • 事件とは無関係の日本ホメオパシー振興会の言い分〜穏健なホメオパシー団体には自浄作用が期待できるか? - Not so open-minded that our brains drop out.

    ホメオパシー助産師が乳児の病気予防に必要なビタミンK剤を与えずレメディで代用していたために乳児が死亡してしまったとして母親が損害賠償訴訟を起こした件*1だが、事件とは無関係だという日ホメオパシー振興会がコメントを出した。 ホメオパシーの派閥 日において最大勢力とされるのが株式会社ホメオパシージャパン(通称ホメジャ)を中心とするグループ*2。新聞報道では問題の助産師のバックにいるホメオパシー団体の名前が明かされていないのだが、少なくともビタミンK剤の代わりにレメディを与えるべしという事件と同様のアドバイスを行っている(た)ことは確かなようだ*3。一方、このエントリーのタイトルにある日ホメオパシー振興会はホメジャとはライバル関係にあるらしい別団体だ*4。ちなみに日ホメオパシー振興会は帯津良一医師が率いる日ホメオパシー医学会*5とは友好的関係にあるようだ*6。 この日ホメオパシー振興

    事件とは無関係の日本ホメオパシー振興会の言い分〜穏健なホメオパシー団体には自浄作用が期待できるか? - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/07/14
    本当に医療と共存できるホメオパシーは「黙って、自分ひとりでやるホメオパシー」。これなら「医療不信を煽る心配」も「善意で他者を犠牲にする危険」もない。
  • 助産師提訴に関しての日本助産師会の非常にお粗末な対応 - Not so open-minded that our brains drop out.

    読売新聞が報じ、前のエントリーで取り上げたように、助産師が病気の予防に必要なビタミン剤を与えなかったために女児が死亡してしまったとして女児の母親が助産師を提訴した。助産師は偽医療の一つであるホメオパシーの錠剤をビタミン剤の代わりに与えていたのだという。 それを受けて、社団法人 日助産師会がPDFでコメントを発表したのだが、この内容がかなりひどい。 PDFは1ページ目が「ビタミンK2投与がなされず、児が死亡した件に関して」、2ページ目がが「東洋医学、代替医療等に関する日助産師会の見解」と題されている。 まずは、1ページ目を全文転載する。 平成22 年7 月9 日 社団法人日助産師会 ビタミンK2投与がなされず、児が死亡した件に関して 平成22 年7 月9 日付、読売新聞(朝刊)に掲載された。これは、昨年8 月3 日に会会員の開業助産師が関わり、自宅分娩し、母乳のみで育て、ビタミンK

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    VodkaDrive 2010/07/10
    指摘の通り、代替医療側の立場で書かれていると言っていいだろう。危うい。もう小畑健の作画で「ダメだこいつ・・・早く何とかしないと」と言ってしまうくらい危うい。
  • ホメオパシー助産師が提訴された件について - Not so open-minded that our brains drop out.

    ある女児の死亡をめぐる訴訟が読売新聞の記事で取り上げられた。 山口市の助産師(43)が、出産を担当した同市の女児に、厚生労働省が指針で与えるよう促しているビタミンKを与えず、代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与え、この女児は生後2か月で死亡していたことが分かった。 助産師は自然療法の普及に取り組む団体に所属しており、錠剤はこの団体が推奨するものだった。母親(33)は助産師を相手取り、約5640万円の損害賠償訴訟を山口地裁に起こした。 (中略) 助産師が所属する団体は「自らの力で治癒に導く自然療法」をうたい、錠剤について「植物や鉱物などを希釈した液体を小さな砂糖の玉にしみこませたもの。適合すれば自然治癒力が揺り動かされ、体が良い方向へと向かう」と説明している。日助産師会(東京)によると、助産師はビタミンKを投与しなかったことを認めているという。助産師は読売新聞の取材に対し、「今回のこ

    ホメオパシー助産師が提訴された件について - Not so open-minded that our brains drop out.
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    VodkaDrive 2010/07/09
    助産師会の機関紙に掲載されたホメオパシーの広告記事を見た時は呆れてものが言えなかった。