ナイトミルクを社員に提供することで、良質な睡眠をサポートする試みが6日、東京都港区のIT企業で始まった。 ナイトミルクは夜間に搾乳された牛乳のことで、夏の白夜で眠りにくくなるフィンランドで開発され、近年日本でも商品化されている。睡眠を促す作用を持つメラトニンが通常の3〜4倍含まれていることから、高い睡眠効果が期待できると言われ、日中の活動量が増加するという実験報告もあるという。 ナイトミルクを福利厚生制度の一環として導入するのは、Web制作や広告代理など幅広く手がけるメンバーズ。近年、コンピューターの画面に向かっての長時間作業が原因で目の疲れや肩こり、倦怠感など心身の不調を引き起こす「VDT(ビジュアル・ディスプレイ・ターミナル)症候群」が急増。このVDT症候群の予防法として、良質な睡眠が有効と考えられていることから同社は、IT企業としてVDT症候群対策を積極的に行っていこうと考え、導入を