オープンした「まちのたね」で、静岡県沼津市のPRをするURの中島理事長(左)と頼重市長=名古屋市中区栄の「森の地下街」で 都市再生機構(UR)は1日、名古屋市中区栄の「森の地下街」南二番街に、全国の地方都市の魅力を発信する常設拠点をオープンした。7日までは、市制100周年を迎えた静岡県沼津市がPRブースを出展している。 「まちのたね」の名称で、URが場所を借り上げ、自治体に提供する。各地の特産品販売や体験型ワークショップのPRイベントなどが順次催されていく。 自治体と連携し、こうした施設を運営するのは、URとして全国で初。中部支社が発案し、地域経済活性化や栄の地下街の魅力向上に貢献する狙いがある。 1日は頼重秀一・沼津市長ら関係者によるオープニングセレモニーがあった。URの中島正弘理事長は「まちづくりのコンサルタントらしい展開をしたい。地域課題解決の種にもなれば幸せ」と期待を込めた。 3日