「衆生」とは、”命ある者”、”心をもつ者” を意味するサンスクリット語の訳語であり、生きとし生けるもの(生類)のことだ。 これまで、動物は法律上「器物」として扱われていたが、このほどイギリスで、動物を正式に衆生として認める条項が、動物福祉法にくわえられることになった。『iflscience』や『Lad Bible』などが伝えている。
![イギリスで、全ての動物が意識と感覚を持つ「衆生」であることを認める法案が可決される : カラパイア](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bf3f9eb7a41dd5e582d313435d5c71310a782005/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Fkarapaia_zaeega%2Fimgs%2F8%2Fc%2F8c371c29.jpg)
「衆生」とは、”命ある者”、”心をもつ者” を意味するサンスクリット語の訳語であり、生きとし生けるもの(生類)のことだ。 これまで、動物は法律上「器物」として扱われていたが、このほどイギリスで、動物を正式に衆生として認める条項が、動物福祉法にくわえられることになった。『iflscience』や『Lad Bible』などが伝えている。
山々に囲まれた射撃場に乾いた銃声が鳴り響く。 由利本荘市の秋田県総合射撃場にある東北唯一の狩猟者養成訓練施設。全国的に鉛弾による環境汚染が問題となり、2007年閉鎖となったクレー射撃場を改修し、20年8月にオープンした。 県内ではクマの捕獲数が増加している一方、県猟友会の会員は1975年の約790…
詳細情報 開発の社会的背景と研究の経緯 野生鳥獣による農作物の被害額は年間約158億円(2019年度)であり、その約34%はニホンジカによる被害で、その個体数の増加と分布拡大への対策が喫緊の課題となっています。野生鳥獣にとって、農作物は栄養価が高い上に農地で大量に採食することができる魅力的な食物といえますが、農作物を食べることが具体的にシカの身体にどのように影響するのかは不明でした。シカ類では一般的に、一定のサイズ以上に体が成長すると繁殖を開始することが知られています。そのため、農作物の採食が体のサイズや妊娠率にもたらす影響を知ることは、農地を含むその地域に生息するシカ個体数がどのように変化するかを明らかにする上で重要です。 そこで今回、シカによる農作物の被害が多く確認されている長野県および群馬県の調査地で捕獲されたメスの野生ニホンジカ152頭の標本と付随するデータを解析することで、農作物
散歩に行った後に犬がお腹をこわした場合や外に出る猫が体調が悪くなった時に「除草剤が原因ではないですか?」と問われることがあります。 除草剤が残留した原料で作られるペットフードの犬猫への影響を心配する人もいるかと思います。 除草剤で最も使われているのはラウンドアップという商品で成分はグリホサートです。 犬猫に対する除草剤(ウランドアップ、グリホサート)の影響についてまとめます。 グリホサートの安全性 販売会社のHPでは Q.ペットがいる庭に散布したいのですが? A. 人と同様に散布当日は、散布した場所にペットが入らないように注意してください。 Q. 散布後、いつ子供やペットが入っても大丈夫ですか? A.ラウンドアップマックスロードの散布当日は、縄囲いや札を立てるなど配慮し、使用区域に立ち入らないように注意してください。 Q.使い続けて、土を悪くすることはないですか? A. ラウンドアップマッ
今日(3月30日)は、東京で10年ぶりに黄砂が観測されるなど北日本から西日本の各地で黄砂が話題になっていますが、その裏で気象庁と環境省からたいへん重要な報道発表がありました。内容は「生物季節観測の発展的な活用に向けた試行調査の開始について」というもの。 私自身はこのニュースを聞いて、たいへん嬉しく感じました。というのも、70年近くに及ぶ貴重な観測データが、廃止されることなく今後も存続することが、ほぼ確実になったからです。 生物季節観測とは何か 昨年11月10日、気象庁はこれまでの生物季節観測を見直すとして、2021年(今年)から動物の観測を完全に廃止し、また植物の観測も大幅に縮小するとの発表をしました。このニュースは新聞やテレビなどでも大きく取り上げられ、気象関係者のみならず、多くの方の関心を呼びました。(参照記事) 簡単に生物季節観測について補足すると、気象庁は1953年から季節の進み具
2020年度に、ニホンジカとイノシシの生息範囲が、調査を始めた1978年度と比べて2倍前後に広がったことが環境省の調べで分かった。積雪量の減少や耕作放棄地の拡大などが影響した。北海道を除く推定個体数(2019年度)は、ニホンジカが189万頭、イノシシが80万頭。いずれも減少傾向だが、環境省と農水省が定める目標頭数には至っていない。 生息範囲は、捕獲位置情報と都道府県への聞き取りなどに基づいて推定。全国を25平方キロ単位に分けて生息地点を特定し、範囲を割り出した。 生息地点は、ニホンジカが1万1563地点、イノシシは9641地点に上った。調査を始めた1978年度から、ニホンジカは2・7倍、イノシシは1・9倍に拡大した。前回調査の2014年度と比べても、それぞれ1割程度増えた。 生息範囲の拡大が目立つ地域は、ニホンジカが東北、北陸、中国地方。イノシシは東北、北陸、関東地方だった。環境省は拡大の
シリーズ「環境倫理学のフロンティア」では、環境倫理学の隣接分野の研究者との対話を行います。今回は「環境倫理×動物倫理」として、若手の動物倫理の研究者である久保田さゆりさんと対話を行います。久保田さんは、「動物にたいする倫理的配慮と動物理解」や、「動物にたいする不必要な危害と工場畜産」によって、地に足のついた動物倫理の考え方を多くの人が納得できる形で提示しています。今回は、そこで展開されている議論をふまえて、動物倫理の最新の研究内容と、そのなかでの久保田さんの立ち位置についてお聞きします。 吉永 最初に環境倫理と動物倫理の関係を簡単におさらいします。1970年代にアメリカに登場した環境倫理学のなかで、ピーター・シンガーの「動物の解放」やトム・レーガンの「動物の権利」の議論が紹介され、人間以外の生きものを倫理の中心にすえる「人間非中心主義」の一つの代表として位置づけられた。シンガーやレーガンが
【3月19日 AFP】オーストラリア東部の農業地帯でネズミが大発生し、農作物が荒らされる被害が広がっている。ネズミの大群が辺り一面を走り回る身の毛もよだつ光景が、日々繰り広げられている。 ニューサウスウェールズ(New South Wales)州の農業組合によると、地元の農家からはネズミの「激増」が報告されている。収穫した穀物を貯蔵しているサイロや納屋はもちろん、家の中までネズミが侵入してくるという。 シドニーから北西に車で5時間のギルガンドラ(Gilgandra)で撮影された動画には、配管の下や倉庫の柱、機械の上をちょろちょろと走り回る無数のネズミが映っている。 この動画を撮影してフェイスブック(Facebook)で公開したメラニー・モリス(Melanie Moeris)さんの投稿には、「これこそ悪夢だ! 見ていられない」というコメントが付いた。 専門家によると豪東部では干ばつが数年間続
ポイント 農研機構動物衛生研究部門は、2020年11月5日から2021年2月16日までに国内の家禽(かきん)及び野鳥から得られた検体のうち、H5N8亜型1)高病原性鳥インフルエンザウイルス2)57株の全ゲノムを解読しました。これらのウイルスが保有する8本の遺伝子分節の組み合わせを解析したところ、5種類の遺伝子型のウイルスが国内に侵入していることが明らかになり、家禽での発生には4種類の遺伝子型のウイルスが関与していることがわかりました。 概要 今季初めてのH5N8亜型高病原性鳥インフルエンザウイルス (highly pathogenic avian influenza virus: HPAIV)が、2020年10月24日に北海道で野鳥の糞便から発見され、2020年11月5日には日本国内の家禽でH5N8亜型高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)3)の発生が確認されました。その後2021年2月28
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