データエクスチェンジコンソーシアム(DXC)は3月17日、受託した経済産業省の「先端課題に対応したベンチャー事業化支援等事業(データ利活用促進支援事業)」の最終報告を実施した。東京・お茶ノ水で開催したDXC年度末報告会内で、同事業で活動した4グループが企業間のデータ交換を通じて新しいビジネスを創出する取り組みを説明した。なお、日経ビッグデータは同事業の一部の再委託を受けている。 最初に講演したのは「銀行チーム」のインテージMCA事業本部データサイエンス部の菅原崇氏。菅原氏は「銀行は口座データを持っているが、そのデータからは人物像やライフステージは見えてこない。これを見えるようにするためにデータエクスチェンジを活用できないかと考えた」と語った。 検討事項の一例が、口座データと位置データを結びつけることだ。それにより、「例えば、毎週末に住宅展示場を回っていることが分かれば、住宅ローンのニーズの
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