「アジャイル開発が必要」と声をかけられて行ってみたら、モノを作る以前の状態で、何を作っていくのか方向性がない、「必要なのはサービスデザインだった」ということが少なくない。 言葉の解像度があってない、で片付けるのには大きすぎるズレ。アジャイル開発を早期に何らかアウトプットしていくもの、くらいのイメージだけで捉えていると起きうる。どうやって、最初のアウトプットが生み出されるのか、がブラックボックス。タイムボックスという箱に蓋をして、外から眺めているだけでは、この解像度は高まらないままだ。 やむを得ないことだ。プロダクト作りのリテラシは関係者によって様々だ。アジャイルだの、サービスデザインだのが意味するところを理解するには時間も、下地も、関心も不足しがちだ。 では、目の前の立て込んでいるプロダクト作りはどうしたら良いのだろうか。何を作るのかの方向性について何ら確からしさがないところで、最初のイテ
![最初から1周目を捨てて、2周目にかける|市谷 聡啓 (papanda)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/132cc40b4d04ae7bc5e1f05bd4804cad03ea1f78/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F21354186%2Frectangle_large_type_2_5cdbc0bafe139f0a938db150382a2916.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)