河上です。 Java 8 でやっとラムダ式が使えるようになって喜んでいる今日このごろですが、業務アプリケーション・プログラミングであるドメイン駆動設計という文脈でどういった変化がおこるのかを考えてみます。 まず適用できそうなところとして思いつくのは以下です。 Specificationパターンの実装 ファーストクラスコレクション内部のコレクション操作 それぞれの実装例として幾分恣意的ではありますが、シンプルな要件を、ラムダ式を利用しないバージョンと、利用するバージョンでそれぞれ実装してみたいと思います。 要件:「ある会員制サイトで、年収800万円以上、且つ、正社員、且つ、課長以上、というステータスを持つ会員を幹部候補として区別し、絞込などをおこないたい」 まずは、年収800万円以上、且つ、正社員、且つ、課長以上という、複合条件をSpecificationパターンの実装方法の1つである、「C