IT大手の楽天は、証券大手、野村ホールディングス傘下の損害保険会社 朝日火災海上保険を買収するため、TOB=株式の公開買い付けを行うことを発表しました。 楽天は、買収にあたって、朝日火災海上保険の株式のうち、野村ホールディングスが保有する75%の株式などに加えて、ほかの株主の株式を取得するために、ことし3月中旬までの間にTOB=株式の公開買い付けを行うとしています。 そのうえで、ことし夏をめどに、完全子会社化を目指す方針で、買収額は449億円となる見通しです。楽天は平成25年に生命保険事業に本格参入していますが、新たに損害保険事業にも参入することで、金融事業の強化を図る考えです。 買収が実現すれば、楽天は自社のネットビジネスと朝日火災海上保険の販売網を融合したうえで、今後、需要が見込まれる民泊やカーシェアリング事業向けの新たな保険商品の開発なども進めるとしています。 一方、国内の損害保険市
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