新型コロナウイルス対策について助言する厚生労働省の専門家会合が開かれ、新規感染者数は全国的に下げ止まりとなっていて、今後、東京などでは増加傾向になると見込まれると分析しました。 感染者数は去年夏の感染拡大前より少ない状況が続いているものの、年度替わりで感染リスクが高まる場面が増えることによる影響などに注意が必要だとしています。 全国的に下げ止まり 専門家会合は現在の感染状況について感染の第7波が始まる前の去年夏の水準を下回る状況ではあるものの、全国的に下げ止まりとなっていて大都市部など直近で増加している地域も多く見られるとしています。 ただ、重症者数や亡くなる人の数は減少傾向が続いているとしています。 今後の感染状況については大都市部で20代の感染が増加していることから感染者数が増加に向かう可能性があり、短期的には横ばい傾向が続くか、東京など一部の地域では増加傾向となることが見込まれるとし