Intelの「Atom」が車載情報機器に採用、日産の北米向け2013年量産車に搭載【訂正あり】:3年越しの努力が結実 低消費電力を特徴とするIntelのプロセッサ「Atom」が、日産自動車の車載情報機器プラットフォームに採用された。2009年3月に車載用Atomを発表してから約3年で、大手自動車メーカーとの契約を勝ち取ったことになる。 Intelは2012年4月5日(米国時間)、日産自動車の車載情報機器プラットフォームに、低消費電力を特徴とするプロセッサ「Atom」の採用が決まったと発表した。Atomを採用した車載情報機器は、日産自動車が2013年の量産を予定している北米市場向け高級セダン「インフィニティ」の新モデルに搭載される予定。 日産自動車は、「New York International Auto Show 2012」(2012年4月6~15日)において、インフィニティブランドのE
IBMの「Holey Optochip」は、ビッグデータ時代の到来に向け、高速データ伝送の実現を目指して開発された並列光トランシーバデバイスだ。試作品のデータ伝送速度は1Tビット/秒と高く、1ビット当たりエネルギー伝送効率は業界最高だという。 IBMの研究チームは、1Tビット/秒という高速のデータ伝送を実現できる可能性を秘めた並列光トランシーバデバイス「Holey Optochip」を試作した。米国カリフォルニア州で、2012年3月6~8日の会期で開催された光通信関連の技術会議「Optical Fiber Communication Conference」で発表された。 Holey Optochipは、標準的な90nmプロセスで製造したCMOSチップの裏面に48個の穴を開け、レシーバチャネルとトランスミッタチャネルを24個ずつ接続した構成を採る(図1、図2)。波長が850nmの24個の面発
米国は、「神の杖」を含む多種の宇宙兵器の研究・開発を始めている。宇宙プラットホームに小型推進ロケットを装着した直径30センチ、長さ6.1メートル、重さ100キロのタングステン、チタン或いはウランの金属棒を搭載するという計画で、衛星の誘導で地球上のすべてのターゲットを攻撃することができる。 金属棒が地上から1000キロ離れた宇宙から急降下する際のスピードは時速1万1587キロに達し、ターゲットにぶつかる際の力は原子力兵器にも引けを取らない。この新型兵器は反応が速く、命中率が高く、防御不可能なもので、宇宙から打ち上げられた後、大型建物群や地下数百メートルにあるターゲットを破壊できる。しかも、電磁波を放出しないという。 「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月29日
紙の繊維を千分の1まで細かくした「セルロースナノファイバー」を使って透明な紙を作る技術を、大阪大学産業科学研究所の能木雅也准教授が開発した。ガラスより軽くて丈夫なうえ、プラスチックより熱に強いことから、広い範囲での利用が可能。材料は紙とまったく同じで、化石や鉱物資源に頼ることなく製造できる。処分も容易で、環境への影響も小さいことから、紙の歴史を変える新素材として注目される。 紙の材料である植物繊維そのものは透明で、紙が白いのは、繊維同士の隙間で乱反射が起こるためだ。透明な紙は、普通の紙と基本的な構造は同じだが、植物繊維を普通の紙の千分の1という15ナノメートルまで細かくし、繊維同士の隙間を限りなく狭め、乱反射を消すことによって生まれる。 これまでも試作は可能だったが、製造過程で生じる表面の凹凸を手作業で研磨しなければならず、実用化の壁となっていた。能木准教授が開発したのは、のり状にした繊維
IBMの基礎研究所であるIBM Researchの研究グループは、わずか12個の磁性原子に1ビットの情報を記録できる技術を開発した。現在のハードディスク装置(HDD)では1ビットの記録に約100万個の原子を必要とする計算になり、同研究グループの成果はその所要数を飛躍的に削減したことになる。2012年1月12日(米国時間)にIBMが発表した。 半導体の世界ではこれまで、シリコン材料を利用したトランジスタの微細化を進めることで、コストの削減や集積密度の向上、効率の改善などを達成してきた。しかしそのような微細化は物理的な限界が見え始めており、従来のアプローチで微細化を継続していくことはやがて不可能になるだろう。コンピューティング技術の革新を今まで通りのスピードで進めていくには、従来とは別のアプローチが求められる。 そこでIBM Researchの研究チームは、データ保存の最小単位である原子に着目
恒例の「International CES」が閉幕し、いつものようにハリウッド映画スタジオを取材する旅を終えると、CESのまとめや解釈といった仕事が増えてくる。1月前半はニュース、後半はその分析と仕事のスタイルが自然に変化するのだ。 さて、そんな中で今年、テレビについては2つの点でのレクチャーを希望されることが多い。1つはスマートテレビ。提案から1年以上を経過して、いまだ形の定まらぬスマートテレビというキーワードだが、今年のCESでは中国メーカーなどもこぞってスマートテレビをうたいはじめ、このムーブメントがハッキリとした形として現れるまで続きそうであることを実感した。 そしてもう1つは新ディスプレイについての話題だ。ご存知のように韓国系家電メーカー2社が55V型という大型の有機ELディスプレイを展示。さらにソニーは”隠し球”の「Crystal LED Display」を、こちらも55V型で
1月10日から13日まで、米ラスベガスで開催された「2012 International CES」。スマートテレビを中心に取り上げた前編に続き、後編では各社の新戦略に垣間見える“高級志向”という流れ、そして注目の新パネルについてAV評論家・麻倉怜士氏に聞いていこう。 ――今回のCESでは、メーカーごとに独自性のある展示が多かったようですね 麻倉氏:そうですね。例えば、大画面化を推進しているシャープは、米国では70型や80型をラインアップに加え、金額シェアで10%ほどを占めるにまで成長しました。面白いのは、従来の「AQUOS」ブランドに加え、資本提携先であるパイオニアの「ELITE」(エリート)ブランドをテレビの拡販に使うことです。もともとシャープ製品は大衆的なイメージでしたが、高級オーディオチェーンの「MAGNOLIA」(マグノリア)などでは、ELITEブランドの液晶テレビの横に「TAD」
米IBMは現地時間2011年12月19日、今後5年間に人々の仕事や生活を一変させる可能性を秘めた5つの革新を年次レポート「IBM 5 in 5」で発表した。2011年版では、あらゆる運動をエネルギーとして活用する生活や、パスワードが不要な各種サービス利用、マインドリーディングの実現などを予測している。 歩く、走る、自転車をこぐといった人間の動きや、使用しているコンピュータが発する熱などは、エネルギーとして利用できる潜在性を持っている。再生可能エネルギー技術の進歩により、個人がこうしたエネルギーを蓄えられるようになり、家庭、オフィス、都市の電力供給に役立てられるようになると、IBMは説明している。 また、音声認証、顔認識、網膜スキャンといった生体認証により、現在のように複数のパスワードを作成および記憶する必要がなく、安全かつ手軽に各種サービスを利用できるようになるとしている。 IBMの研究者
「バリア」のMサイズ(直径6メートル)と恩田久義代表=岐阜県山県市で2011年11月17日、梶原遊撮影 岐阜県山県市の「キミドリ建築」(恩田久義代表)が製造しているサッカーボール型水害シェルター住宅「バリア」が東日本大震災後、注目を集めている。洪水や津波の際は水に浮かんで難を逃れるという。【梶原遊】 五角形の鉄パネル12枚と六角形のパネル20枚を組み合わせてサッカーボールと同じ「切頂二十面体」とし、力が分散されるため、衝撃に強い。五角形部分を黒く塗るとまさに巨大なサッカーボールになる。下部に重い部材などを配し、水に浮かべてもバランスが保たれる。水に浮かべる実験を繰り返し耐水性も確認してあるという。 大きさは直径9メートルのLサイズ▽6メートルのMサイズ▽4メートルのSサイズのほか最小では70センチのものまで11種類。Mサイズだと1階は約10畳、2階部分は約16畳の広さ。価格はLサイズ358
NTTドコモは11月4日、異なる言語で会話ができる「通訳電話サービス」を11月9日から試験提供すると発表した。協力企業・団体向け試験サービスと、一般ユーザー向け試験サービスの2つを提供する。一般ユーザー向けサービスにあたっては、FOMAサービスの契約者から(データ専用プランを除く)約400名のモニターを募る。応募は「ウェブサイト」から申し込める。 通訳電話サービスは、同社のネットワーク上で音声認識や翻訳、音声合成などを処理する仕組みとなっている。発信者の音声を認識、翻訳して、通話相手に翻訳した音声と文字を伝えることが可能だ。また、ネットワークを経由するため、携帯電話端末の処理能力に依存せず利用できる点も特徴となっている。
ロンドン発--マルチタッチ機能はユーザーインターフェースに大きな変革をもたらした。そして今、Nokiaの研究者らの思惑通りにいけば、たわみ具合を認識する携帯端末が次の大変革をもたらすかもしれない。 フィンランドを拠点とする携帯電話メーカーNokiaは当地で開催されたNokia Worldにおいて、可とう性のあるディスプレイを搭載する「Nokia Kineticデバイス」を披露した。同端末を両手で持ってひねると、音楽コレクションや写真アルバムがスクールする。内側または外側に曲げると、写真を拡大/縮小したり音楽を一時停止や再生したりし、四隅をタップすると写真の中を移動する。 OLEDディスプレイを実際に搭載する本物のコンピューティング端末ではあるが、今日において誰もが購入可能な実際の製品ではまったくない。これよりもさらにプロトタイプの段階にある関連端末として、薄型リモコンのような外観の可とう性
”量よりも質”という観念を軸にサステナブルな栽培法を取り入れ、ワイン&スピリッツ業界に革新 […] 東京都では、持続可能な社会の実現に向け、人や社会環境に配慮した消費行動であるエシカル消費の理念を 広く都民の皆 […] ~来校型体験学習とオンラインの参加方式を選んで参加可能~ <概要>麻布大学は、 2022年度入試に向けたオープ […] 文部科学省が主導する官民協働留学促進キャンペーン「トビタテ!留学JAPAN」は、学校や地域を超えて、”海外なら […] ホテル椿山荘東京は、椿が生み出す絶景演出「椿絵巻〜東京椿インスタレーション・アート〜」の一般公開に先駆け、動画 […] ※本プレスリリースは下記のリンクからPDFでご覧いただけます。 20201228-1 ※本プレスリリースは下記のリンクからPDFでご覧いただけます。 20201209-3 ※本プレスリリースは下記のリンクからPDFでご覧
最新技術を調べて回る仕事の利点の1つは、近い将来登場する見込みの素晴らしい技術について、何年も前から情報を得られるということだ。その一方で、一部の本当にクールな技術は、まともな値段で一般に出回るまで相当な時間がかかるということを知ってしまい、「あれはまだ出ないの?」という状態が何年も続くこともある。 というわけで、この記事ではわたしの「まだ出ないの?」リストの中から、現在のトップ5を紹介する。これらは、わたしが世の中に登場するのを待ちきれないと思っている技術だ。 1.モバイル機器の無線ドッキング わたしは最近、PCとモバイル機器の理想的な結合についての記事を書いた。わたしはこれがテクノロジー業界の次の大変革の契機になると考えている。また別の記事では、これがMicrosoftの次の大チャンスであると指摘した(そしてMicrosoftがそのチャンスを逃しそうな理由も説明した)。ただし、この変革
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