NDL:デジタルアーカイブ福井では、県立図書館だけでなく、県文書館や県ふるさと文学館などの様々な資料を検索することができます。はじめに、デジタルアーカイブ福井の構築の経緯を教えてください。 福井:まずは制度上の経緯からお話しします。平成15年に福井県文書館が開館しましたが、それから11年間は、図書館と文書館は各々別のシステムを用いて運用していました。 一方、福井県では県の情報システム最適化計画を策定し、システムを統合していこうという流れができました。それを受けて図書館と文書館もシステムを統合して、平成26年2月から共同運用することになりました。 さらに、平成27年2月には同じ建物内にふるさと文学館も開館し、上記システムに加わることになりましたが、令和元年度のシステムリニューアルに当たっては、図書館・文書館・文学館の連携をより強めたいと考え、現在のデジタルアーカイブ福井の形となりました。 N