湯浅町湯浅の県立耐久高校(笹井晋吾校長)が、校内で保管されていた貴重な蔵書や資料を約1年をかけて整理し、約3500点に上る目録を完成させた。同校は、「稲むらの火」の故事で知られる実業家、浜口梧陵(ごりょう)らが1852(嘉永5)年に創設した稽古(けいこ)場(後に「耐久社」と命名)を起源とする伝統校。資料の大半は浜口家をはじめとする地域住民らが寄贈したもので、同校は「耐久梧陵文庫」と名付け、広く活用していく。 同校では、創設当時からの古い蔵書や資料が大量にあることが知られていたが、長年、校内の1階倉庫に眠っていた。しかし、保管状態が良くないことや津波などで逸失する恐れがあるため、学校史を刻んだ貴重な資料を整理することにし、昨年8月から作業を進めてきた。
京都市美術館(同市左京区)が再整備事業に伴い、前庭に展示してきた高さ約11メートルの石造彫刻「空(くう)にかける階段88-2」を地上面で切断し取り外す工事を8日、始めた。美術館は先月「現在の場所での再展示」で作者の彫刻家、富樫実さん(86)=京都市=と合意したが「作品を傷つけず地下の基礎部も一体で」との作者側の要望に「安全性に問題があり、再整備工事全体にも影響が出る」と応じず、見切り発車での着工となった。作者側は「工事ありきだ」と反発している。 工事は10日までの予定。初日は2本の彫刻のうち東側の短い1本の下部に穴をあけ、基盤部分約1・4メートルと切り離し、大型クレーンでつり上げ横置きした。9日に残る1本も敷地内に移設する。
はじめに: この作品は、10月14日に京都国際映画祭2016招待作品として上映の後、10月31日~11月4日に、三省堂の裏にある神保町シアターで、11月5日~11月13日に東京写真美術館で上映。このように上映期間が限られた上、僕が観た11月3日は文化の日。満席を心配したが観客の入りは75%程度だった。(a)ウォーナー・リストを作成し京都・奈良をはじめとする都市と文化財を戦禍から守ったと言われるラングドン・ウォーナーと、(b)神田古書店街をマッカーサーに訴えて空襲から守ったとされる セルゲイ・エリセーエフの話が中心。 以下に感想を述べる。 [力作である] 金高健二監督はテレビ作品を多く手掛けているそうで、本作品もテレビの教養番組の趣がある。二つの挿話に俳優を使っているが、30人ほどのIntervieweesからの意見と証言を中心としたドキュメンタリーである。
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