災害ごみの集積所となった校庭には大量のごみが集められていた(真備中学校)。集積所に持ち込まれるごみの量は「減っていない」という(撮影/編集部・川口穣)この記事の写真をすべて見る 岡田小学校避難所に置かれたパネル。訪れたボランティアや避難者らが復興への思いを書き込んでいた(撮影/編集部・川口穣) 岡田小学校避難所の班長会議の様子。支援団体のスタッフがファシリテーターを務め、市職員らも加わる(撮影/編集部・川口穣) 西日本豪雨の発生から1カ月あまり。いまなお復旧作業は続けられており、避難生活の長期化も予想されている。行政からの「押しつけ」でない自主運営に取り組む避難所も出てきた。 【写真】ボランティアや避難者らが復興への思いを書き込んだパネルはこちら * * * 岡山県倉敷市真備町の県道54号線に沿った歩道は、カピカピに乾燥した泥と、流れ着いたと思われる枝葉で覆い尽くされていた。 ここ真備
拝殿が倒壊した大将軍神社(24日午前11時36分、京都市東山区) 24日未明に日本海に抜けた台風20号。京都府や滋賀県で大きな人的被害は出なかったものの、強風などによる被害が出た。 京都府教育委員会文化財保護課によると、いずれも重要文化財の西本願寺南能舞台(下京区)で欄間の一部が破損、知恩寺阿弥陀堂(左京区)で屋根瓦の一部が脱落したほか、国登録有形文化財の平安神宮額殿(同)でも屋根瓦の一部が落下した。 東山区の大将軍神社では、拝殿(高さ約7メートル、幅約7メートル)が倒壊し、ご神木(高さ約15メートル)が根元付近から折れた。氏子総代の三芳徳光さん(52)=同区=は「昨年10月にもご神木が倒れ、お社を修復したばかり」と戸惑っていた。 【 2018年08月24日 12時14分 】
「人がデータとして生活し、評価され、処遇されることが当たり前になる社会」。グーグル、アップルなどの巨大IT企業による個人情報の独占が進み、人工知能(AI)によるデータ分析が進化すればするほど、人間は「データの集合体」として認識されるようになると、生貝直人・東洋大准教授は指摘する。「人は自由かつ権利において平等なものとして生まれ、また、存在する」と掲げた1789年のフランス人権宣言から200年余を経た今年5月、21世紀の「人権宣言」が欧州連合(EU)で施行されたという。なぜ今、「人権」なのか。生貝さんに聞いた。 ――巨大IT企業に対して個人情報の保護強化を求めるEUのGDPR(一般データ保護規則)が、デジタル時代の「人権宣言」と言われています。 「国境を超える巨大IT企業、特にグーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンの4強は頭文字からGAFA(ガーファ)と呼ばれ、生活のインフラそのもの。
大極殿跡でスマホをかざすと、画面に表示される平安時代の再現CG(京都市中京区) 平安時代の景観を現在の京都市内で見られるスマートフォン用アプリを、立命館大の教授らが開発し、無料公開している。拡張現実(AR)技術を使い、平安京の政治中枢「大内裏」の各施設跡でスマホをかざすと、鮮やかな朱塗りの建物が現実風景に重なって表示される。開発者は「史跡巡りや地域学習に活用してほしい」と期待する。 アプリは「バーチャル平安京AR」で、矢野桂司教授(人文地理学)らの研究チームが開発した。GPSの位置情報と、京都アスニー(中京区)に展示されている平安京の復元模型の3次元データを活用し、平安京北部にあった大内裏内(南北1・4キロ、東西1・2キロ)の各施設跡に復元モデルを配した。 例えば千本丸太町交差点(上京・中京区)でアプリを起動して、北向きにスマホをかざすと、天皇が政務や国家儀式を行った大極殿の再現モデルが画
向日市に市民会館を寄付する永守会長(右)と、安田市長=向日市寺戸町・市役所 京都府向日市とモーター大手日本電産(京都市南区)の永守重信会長は27日、市が建て替えを計画していた市民会館を永守会長が個人として寄付する、と発表した。市は同会館の建設費を約32億円と試算していた。 会見で、向日市出身の永守会長は「長年にわたって地域にはお世話になり、お返しをしたい気持ちはずっとあった。市民に役立ててほしい」と話した。 寄付施設は、市の要望で「永守重信市民会館」と名付けられた。地上3階地下1階延べ3千平方メートルで、500席の多目的ホールや会議室、実習室などを備える。永守会長側が市役所本庁舎(寺戸町)のある敷地内に建設し、市に引き渡す。 完成は2021年度の予定。現市民会館は耐震性不足で16年4月から休館している。 日本電産は向日市のJR向日町駅東側に第2本社ビルやグループ企業の工場などを建設する計画
倉庫に眠ったままになっている古い養蚕の道具類(綾部市位田町) 養蚕にまつわる道具や写真などを長年にわたり収集してきた京都府蚕糸同友会が、資料の活用や保管場所の確保に頭を悩ませている。地域の発展を支えた養蚕の技術や往時の生活を物語る約350点の資料群。会員の高齢化が進む中、貴重な民俗遺産の引き受け手を探している。 会は1984年、京都府内の養蚕の歴史や技術を残そうと、蚕糸関連企業や行政機関のOBらで発足。88年から、養蚕農家や技術研究所、企業などに呼び掛け、明治期からの道具など計350点を所蔵する。昨年には、綾部市のNPO法人と「くらしを支えた蚕糸業展」と題した資料展も開催した。 資料は、蚕の餌となる桑の葉を摘む際に指にはめた鉄製の「摘桑爪(てきそうつめ)」や、繭のけばを取り除く「毛羽取機(けばとりき)」など、養蚕農家でかつては日常的に使用された道具がそろう。研究機関で使われた「繭専用秤」や
8月11日(土・祝)の夕方から夜にかけて、昨年に引き続き、 「岡崎プロムナード 星の響宴連携企画 音の図書館」を開催しました。 当日は、京都府立鳥羽高校吹奏楽部の「野外演奏会」のあと、 「内田奈織 星に願いを」として、地下閲覧室で 内田奈織さん、小谷麻理子さんによる演奏会を行いました。 また、演奏会に関わる多くの資料を展示し、演奏会前後の 時間に特別に夜間開館を行って、資料の貸出も行いました。 ■当日のブックリスト 少し暑さが和らいだ夕方と夜、普段は静かな図書館が 楽しい音で満たされました。 鳥羽高校のみなさん、内田さん、小谷さん、 そして観覧いただいたみなさま、本当にありがとうございました。 なお、当日準備した資料の展示を続けております。 是非ご利用ください。 鳥羽高校の野外演奏会 多くの方が足を止められました 地下閲覧室での内田さんと小谷さんの演奏 内田さんが本の一節を読み上げてトーク
【申込受付終了しました】 ☀☀☀秋空のもと、府立図書館旧館設計者・武田五一の建築物を一緒に巡りませんか?(雨天決行☂) 京都華頂大学の川島智生教授のレクチャーを聞いた後、先生の案内により徒歩で武田五一ゆかりの建築物を見学します。 日時:平成30年10月20日(土)午後1時30分~3時30分 集合場所:府立図書館3階マルチメディア室 レクチャー:京都府立図書館と武田五一 講師:川島智生氏( 京都華頂大学教授) 見学:①府立図書館 ②有鄰館(外観) ③関西美術院(外観) ④白河院 申込:WebフォームまたはFAX(075-762-4653)(FAX用紙はこちらから) 先着30名(参加の可否は後日連絡します) 参加費:無料(保険含む) ■ブックリスト「京都の御大礼・武田五一関連資料」 近隣の細見美術館では「京都の御大礼-即位礼・大嘗祭と宮廷文化のみやび-」展が開催されます(9/1~10/8)。
A1どのような図書館でも複写サービスができるわけではありません。 著作権法第31条に定める「図書館等における複製等」という規定は、図書館等の公共的奉仕機能に鑑み、国立国会図書館は当然のこととして、公共図書館、大学図書館等政令(著作権法施行令)で定める図書館等において、一定の要件を遵守することを条件に、権利者の許諾を得ることなく、利用者の求めに応じて複写サービスができることとしているものです。 したがって、国立国会図書館や政令で定める図書館等以外では、原則どおり権利者の許諾を得て複写サービスを行わなければなりません。 政令で定めている図書館等は次のとおりですが、これらの図書館等には、そのような施設であると同時に司書又はこれに相当する職員として文化庁長官が定める著作権講習会で修了証書を交付された職員がいることなどが義務付けられています。 図書館法第2条第1項の図書館で、都道府県、市区町村が設置
人物から見る京の歴史<近世・近代編> 本講座の募集は終了しました。次期は2019年3月募集開始の予定です。 京都の歴史の奥深さを味わう 時代劇や歴史教養番組などでは,歴史上の人物の輝かしい業績が讃えられ,現代人が見習うべき模範として紹介されることが多くあります。その一方で,有名であっても,歴史上の役割や意味が大きくないと解された人物の記載が,歴史教科書の叙述から削られようとしています。今年は,改めて「人物」にスポットライトを当て,その思想や言動から見える京の歴史について考えていきます。 カリキュラムと講師 ①10/15 豊臣秀吉―都市改造事業と京都―(貝) ②10/22 石田梅岩―生活者の視点から―(前田) ③10/29隠元―黄檗文化と交流する人びと―(西本) ④11/5 後桜町天皇と光格天皇(若松) ⑤11/12 徳川光圀の史書編纂と京都(鍛治) ⑥11/19 丹後の義民新兵衛と為次郎(
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