『やさしい狼犬部隊』(やさしいろうけんぶたい、Three Stripes in the Sun)は、1955年のアメリカ合衆国の戦争ドラマ映画。脚本家リチャード・マーフィー(英語版)の初監督作品で[2]、出演はアルド・レイ、フィル・ケリー、ディック・ヨークなど。大阪市東住吉区の聖家族の家にまつわる実話をもとにした、E・J・カーン・Jr(英語版)による「ザ・ニューヨーカー」掲載小説を原作としている[3]。 ストーリー[編集] 大阪に駐屯する米陸軍歩兵第27連隊(狼犬部隊)のヒュー・オライリー軍曹とネビィ伍長は、キャンプ大津勤務となった。大津でオライリー軍曹は、ある日財布を失くし、その財布を拾った孤児院を運営する吉田神父と知り合う。オライリー軍曹は通訳のユウコと吉田神父を大阪市東住吉区の孤児院まで送り、粗末な建物と食事の孤児院を目の当たりにする。以来、オライリー軍曹は度々孤児院に食料を届けたり