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新型コロナウィルスの影響で、春の学会が軒並み中止になってしまいました。 学会中止の影響で、新刊・近刊をご案内するチャンスを失い、大変残念に思っております。 なんとか新刊・近刊の情報を研究者の方々にお届けできないかと考え、日本史研究会様にご相談しましたところ、各出版社による日本史研究会会員様対象の「オンライン書籍展示(新刊案内)」の場をご提供いただけることになりました。関係者の皆さまに厚くお礼申し上げます。 以下に出版社ごとのURLをお知らせいたしますので、是非ご高覧のうえ、ご利用いただければ幸いです。 ※ 展示期間は2020年7月31日(金)までです。終了しました。 ※ 書籍のご購入をご希望の際には、各出版社に直接ご連絡をお願いします。 参加出版社一同 〈参加出版社〉 ◆和泉書院 http://www.izumipb.co.jp/2020harunihonshi.pdf ◆戎光祥出版 ht
新型コロナウィルスの影響が拡大するなかで、社会生活のさまざまな面での自粛や影響が広がっています。 日本史研究会でも、2月29日の「歴史から現在(いま)を考える集い」を当面延期としたことにはじまり、3月・4月の部会・例会を、参加者数の縮小や消毒・換気などに配慮することで何とか開けないかと試行錯誤してきましたが、3月末以降はほぼすべての研究会開催を延期・中止にせざるを得ないと判断しました。個別にそうした連絡が相次いだことで、みなさんには御心配をおかけすることになったかと思います。 3月の総合委員会は開催せず、代表委員と3委員長の4役だけで集まり、各委員とはメール会議という形をとりましたが、4月の総合委員会はオンライン会議でおこないました。また、研究・編集・総務の各委員会および本会事務所も、様々な工夫をこらして会務を継続できるよう体制を整えました。 特に会誌『日本史研究』については、毎月発
本年8月1日に開幕した「あいちトリエンナーレ2019」(主催・あいちトリエンナーレ実行委員会)のなかでの「表現の不自由展・その後」が、直後の8月3日に中止されるという事件があった。これは、展示作品「平和の少女像」について、名古屋市の河村たかし市長が批判したことなどに端を発し、主催者に展覧会へのテロを示唆する脅迫的行為が相次いだことを直接の原因としている。その後、「あいちトリエンナーレ2019」をめぐってはさまざまな議論が巻き起こったが、9月26日に至り、文化庁は、「あいちトリエンナーレ」に対する文化資源活用事業費補助金を全額不交付とするとの決定を行った。 「表現の不自由展・その後」は、2015年に東京のギャラリーで開催された「表現の不自由展」を引き継ぐものであるが、「日本における「言論と表現の自由」が脅かされているのではないかという強い危機意識」を開催意図としたものである(「あいちトリエン
「アーカイブズの現場—地域史料と普及の側面から—」 日 時 2018年9月22日(土)14:30〜18:00 場 所 機関紙会館5階 大会議室(京都市上京区新町通り丸太町上ル東側) (地下鉄丸太町駅下車2番出口より西へ徒歩5分、市バス府庁前下車すぐ) 2011年から施行された公文書管理法以後、各自治体においては、公文書管理条例の制定や、公文書館の設置が進められるなど、公文書を取り巻く状況に大きな変化が見られる。 しかし、千葉県文書館問題に見られるとおり、歴史的公文書の保存・公開も含めた運用面では様々な課題が明らかになってきており、歴史学、アーカイブズ学、保存科学など、多分野間で協力しながら向き合うことが社会的に求められている。そしてこの間、東日本大震災の被災歴史資料保全活動や特定秘密保護法反対の取り組みなどを通じて、歴史学とアーカイブズ学との対話の手がかりは着実に積み重ねられている。
現在、文化財保護法改正の動きが急ピッチで進んでおります。8月31日に「中間まとめ」が出され、パブリックコメントが開始されました。 安倍内閣の「文化経済戦略」に沿った改正で、指定文化財を観光資源として活用することなどを目指していますが、これまでの文化財保護のあり方に変更を迫るもので、大きな問題をはらんでいます。日本史研究会会員・各部会員の皆さまにも、パブリックコメントに参加いただきますよう、お願い致します。 2017年8月31日に「文化審議会文化財分科会企画調査会中間まとめ」 http://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/2017083101.html 8月31日から9月29日まで、意見募集(パブリックコメント)が行われています(「文化審議会文化財分科会企画調査会中間まとめに関する意見募集」)。パブコメでたくさんの意見が集まることが
日 時 8月5日(土)午後1時30分~4時 場 所 立命館大学国際平和ミュージアム 2階ミュージアム会議室(京都市北区等持院北町56-1) 講 師 丸山 彩(立命館大学非常勤講師)・織田 康孝(立命館大学大学院博士課程後期) タイトル アジア・太平洋戦争期における歌曲の利用―日本軍政下のジャワを事例として― 現在の日本がアジアのなかで関係を築いていく上で、日本の戦争責任、そして植民地・占領地に対する責任と向き合うことは欠かせない作業です。しかし、現状の政治情勢において、果たしてそれはなされているといえるでしょうか。本年のミニシンポジウムでは、「アジア・太平洋戦争期の日本と占領地」をテーマに、なかでも「音楽の戦時動員」を取り上げます。 そこで本企画では、日本軍政期におけるインドネシア・ジャワ島での歌曲利用を題材に共同研究をされている丸山彩さんと織田康孝さんを講師に迎え、音源も利用しながら皆さ
「 安丸民衆史研究の原点と現在 」 倉地克直氏「安丸さんの「民衆思想」論と現在」 上野大輔氏「近世前期における通俗道徳と禅心学」 上田長生氏「近代化と天皇像」 永岡崇氏「近代国家と民衆宗教という参照系」 福家崇洋氏「安丸思想史の射程」 戦後の歴史学を代表して、現代社会に通底する精神状況を歴史的にあぶり出してきた安丸良夫氏の影響の大きさは、言うまでもない。民衆世界の日常性や規範意識といった対象を史料の読解を通じて明らかにする営みは初期の作品から一貫しており、そこに同時代における多様な経験と知的格闘があったこともつとに知られる。とはいえ、氏の研究と向き合うとき、史料をふまえた歴史像およびその位置付けを見直す試みは、これまで十分であっただろうか。本例会では、現在の研究状況・史料環境にもとづき、安丸史学の方法と実証性を改めて検証し、史学史的位置を問い直す。氏の研究の出発点でもある京都にて、批判的継
〈嘆き〉と〈怒り〉:「核」と「平和」の戦後日本文化史 講師 山本昭宏 氏(神戸市外国語大学准教授) 昨年、米国大統領の広島訪問や日印原子力協定の調印など、日本では「核」と「平和」の関係について再考を迫る重要な出来事が次々と起こりました。また、原発事故後における国内の原子力発電を巡っても様々な問題が生じています。しかし、これら一連の事象について、依然、国内では十分な議論が行われているとは言えません。こうした状況を克服するためには、日本における「核」を巡る歴史への考察が欠かせません。 そこで今回は近現代文化史を専門とされている山本昭宏氏を講師にお迎えし、映画や小説・マンガなどの分析を通じ、戦後日本において「核」がいかなる形で認識・受容されたのかについてご講演いただきます。 〇日時:2月25日(土) 15:00~17:00 〇会場:平安女学院大学京都キャンパス室町館4階412教室(京都市上京区下
私たちは鎌倉市が計画している円覚寺西側結界遺構の削平工事に強く反対します。 JR横須賀線北鎌倉駅下り線ホームに北から伸びた岩塊は、鎌倉を代表する寺院の一つ円覚寺の寺域範囲を示す西側結界遺構であります。円覚寺境内は国指定史跡であり、現在、結界遺構は、指定範囲外とはなっていますが、寺域の重要な構成要素であることは疑う余地がありません。 この結界遺構は、国重要文化財「円覚寺境内絵図」(建武年間)にも明確に描かれている重要遺構です。さらに遡れば、この遺構は、円覚寺創建以前に鎌倉幕府第三代執権北条泰時がおこなった境界祭祀の隣接地であることから、中世鎌倉そのものの西側境界であった可能性すらあります。まさしくこれは、中世鎌倉の景観を今に伝えるきわめて重要な歴史遺産であります。 冒頭述べたようにこの結界遺構に対して、削平計画が進められています。鎌倉市は遺構を削平する根拠として、明治期の鉄道建設で遺構は損傷
日本史研究会は、現地に来られない方にも会の諸活動をごらんいただけるよう、インターネットでの中継を試験的に開始いたしました。大会・例会などの活動のうち、会場の状態などに鑑み、可能なものをインターネット中継します。 中継にはUstreamとtwitter、そしてレジュメのダウンロードを組み合わせています。Ustreamは、インターネット上での動画共有と中継のサービスです。閲覧に特別なソフトウェア等は必要ありません。下の視聴画面の映像か、Ustreamの日本史研究会のページ(視聴画面のところにあるリンク)をクリックしてご覧ください。twitterは、140文字でさまざまなことを「つぶやく」サービスです。 試験段階のため、さまざまな不手際もあるかと思いますが、みなさまのご意見をフィードバックすることによって、安定していきますので、ご協力をよろしくお願いします。 お願い 現在、試験的に配信を行ってお
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