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ブックマーク / news.kanaloco.jp (10)

  • 消される? 負の歴史、関東大震災時の中国人虐殺名簿/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    ここに、名簿がある。「日人惨殺華工之調査」。関東大震災直後、被災地で虐殺された中国人について、当時、東大農学部で学んでいた王兆澄らが調査し、まとめたものだ。日人が混乱に乗じて虐殺したのは、朝鮮人だけではなかった。それを示す第一級の史料は、外務省外交史料館(東京都港区)でひっそりと公開されている。だが名簿の存在はおろか、中国人虐殺自体について知る人も少ない。政府が負の歴史に目をつむる傾向にある中、研究者も逆風にさらされている。 名簿には、被害者の氏名、年齢、原籍、被災前住所などとともに被害の日時、場所、加害者、凶器、被害状況などが書かれている。死者には「死」、受傷者については「頭上四刀右腰一刀」といった詳しい状況も記されている。 日時は震災直後の9月2日や3日が多く、被害場所としては「大島町」を中心とした東京都内のほか、「神奈川縣」という記述も散見される。中国、特に地理的に日と近い温

    消される? 負の歴史、関東大震災時の中国人虐殺名簿/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社
    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2014/01/14
    “ある公的機関の研究者”がえらい弱音はいてる。その席だれかに譲ったらどうかと
  • 特定秘密保護法案を問う(6)学習院大大学院・安藤正人教授、懸念高まる「骨抜き」:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    行政の意思決定を記録に残すことを義務づけた公文書管理法が、今国会で審議中の特定秘密保護法案によって「骨抜き」にされる懸念が高まっている。国の活動を文書に記録、公開し国民の「検証の目」にさらすことは、民主主義社会の大前提だ。アーカイブズ(記録保存)学の観点から、学習院大大学院の安藤正人教授に問題点を聞いた。 ■秘密自体が「秘密」 「行政情報は公開されるのが原則で、非公開はあくまで例外だ」と安藤教授は説明する。すぐに公開できない情報はゼロではないが、わざわざ特定秘密に指定しなくても、既存の国家公務員法や各省庁の規定の範囲内で十分に対応できるという。「例外を特定秘密として抜き出し、単独の法律で規制すること自体が異例ではないだろうか」 秘密指定を「行政機関の長」が行うとした点にも、安藤教授は疑問を呈する。指定の妥当性や、チェック機能が保証されないからだ。「どんな情報をどういう理由で、いつまで

  • 県立図書館再編 私はこう思う(3)神奈川大人間科学部特任教授 南学:連載 : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    ■使命を明確に創意工夫を  県立図書館の機能縮小に関する今回の顛末(てんまつ)は、あまりにも「お粗末」と言える。財政難なので、県立図書館の閲覧、貸し出し機能を廃止するために、図書館法の適用を外すというのは、そもそもの行政の根幹的業務(特に、広域公共団体である県として)の否定につながる。 この発想には、法令にのっとって、さまざまな施策を効率的・効果的に実施するという公務員の使命に欠けることはもちろん、上からの指示にむやみに従い自己保身を優先する「小役人」的なずるさすら感じられる。このような「劣化」が、県政全体に蔓延(まんえん)していないことを納税者として祈るばかりである。 公立図書館の貸し出しを制限することは、特に、県立図書館のように広域的、専門的に研究資料の収集と提供を主とする場合など、特殊なことではない。国立国会図書館では、貸し出しは原則として行わない。貴重な資料の散逸や劣化を防ぐ

  • 津波被害の中学校に落書き 校長「善悪の判断を」/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    東日大震災の被災地で、首都圏の大学生が津波被害で閉校予定の公立中学校の体育館に自分の名前をいたずら書きした。「軽い気持ちだった」。学生らは後日、学校側にそう謝罪した。だが、落書きは消せても、被災者に残った苦い記憶は、簡単には消せそうにない。震災から、間もなく2年が経過する。 「このたび残念なことがありました。壊滅的な被害のあった学校の体育館建物内に、記念に名前を書いて帰ったのです。神奈川県の住人です」 神奈川新聞社宛てにそんな電子メールが届いたのは、昨年12月23日。津波で甚大な被害を受けた宮城県東松島市でボランティア活動をしている40代の男性からだった。 添付写真には、3人分の名前と住所。市立中学校の体育館の演壇に書かれていた。 2011年3月11日、海岸から200メートルほど離れた学校は校舎の2階まで津波にのまれ、全壊した。午前中に卒業式があり、生徒の多くは帰宅していたが、自

    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2013/02/18
    いや、これはあかんやろ…
  • 「県立図書館の閲覧・貸し出し廃止、川崎は廃館」と県教委方針/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    県内屈指の専門書を有する県立図書館2館について、県教育委員会は7日、横浜市内の1館に図書所蔵機能を集約し、閲覧・貸し出しサービスは廃止する方向で検討していることを明らかにした。川崎図書館は廃館となる見通し。県緊急財政対策に基づく施設見直し計画の一環で、今後は市町村立図書館の機能を補完する事業に特化させる方針だ。都道府県立図書館を県民が直接利用できなくなるケースは例がないという。 県教委は、県立図書館の役割として▽図書の相互貸借システムの運営▽司書の研修▽専門書の収集-などを列挙。県内の公立図書館は、全33市町村で40年ほど前の約4倍に当たる75館が整備されていることから、「閲覧や貸し出し業務は県民に身近な市町村が担うべき」との考えを示した。 県立図書館2館の蔵書計約104万冊は、公立図書館など112機関が加入する「県図書館情報ネットワークシステム」(KLネット)を大学や企業に拡充し、各

    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2012/11/08
    なるほど。こういう選択肢か
  • 神奈川臨調が最終意見、施設の原則全廃や補助金の一時凍結変更せず/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    県の財政再建策を検討してきた外部会議「県緊急財政対策部調査会」(神奈川臨調・座長=増田寛也元総務相)は17日、歳出抑制や財源確保の方向性を盛り込んだ最終意見をまとめた。「県有施設の原則全廃」や「補助金の一時凍結」を打ち出した中間意見に「課税自主権の活用」などの増収策が追記され、近く黒岩祐治知事に提言する。県は提言に基づいた視点で見直し対象を絞り込み、県民意見を踏まえた上で来年度予算に反映させる考えだ。 最終意見は、7月にまとめた中間意見に補足した格好。焦点となっている県有施設の原則全廃や補助金の一時凍結による見直し-といった提言は、すでに県としての方針が示されていることもあり、表現を含め修正しなかった。 一方で県独自の取り組みとして新たに盛り込まれたのは、自主財源確保に向けた施設使用料の見直しや課税自主権の活用など。課税自主権に関しては住民税所得割の税率引き上げを例示し、「発動のタブ

  • 臨調「県有施設全廃を」、黒岩知事「意見生かす」 補助金は一時凍結/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    県の財政再建策を議論している外部会議「県緊急財政対策部調査会」(神奈川臨調、座長・増田寛也元総務相)は18日、「県有施設の原則全廃」「補助金の一時凍結」を前提とした歳出削減の断行を求める中間意見をまとめ、黒岩祐治知事に提言した。知事は「非常に厳しい内容だが重く受け止め、意見を大胆に生かしていきたい」と述べ、来年度予算にも反映させる意向を表明。捻出財源で経済の成長戦略を進める方針を掲げ、県議会や市町村の理解を求めるとしている。 中間意見では県有施設のあり方について、「原則全廃という視点」で見直すよう提言。検討期間は3年とした上で、「廃止」とは施設の機能を維持し県費投入を限りなくゼロに近づけるとの注釈も付け加えた。 図書館など県民利用施設(107カ所)を廃止する際の判断基準は、▽当初の設置目的の希薄化▽利用実績の低下▽県営の必然性欠如―の3項目。 社会福祉施設は、民間活力の導入可能性を

  • 県有施設「3年間で原則廃止」、神奈川臨調が県に提言へ:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    県財政の再建に向けた意見をまとめる県の外部会議「県緊急財政対策部調査会」(神奈川臨調=座長・増田寛也元総務相)は26日、全ての県有施設について「3年間で原則廃止する」との方向性を打ち出した。県が所有を続けず、維持管理にも関わらないことを基方針にし、補助金に関しても「全て一時凍結して見直すべき」と指摘。都内で開いた会合で全メンバーの意見がまとまった。7月の「中間まとめ」で明文化し、黒岩祐治知事に提言する。 2回目となる臨調の議論では、県が施設を所有する必要性について、耐用年数などを踏まえた財政負担の視点で検討した。対象は県立図書館など県民利用施設(107施設)のほか、県税事務所や保健福祉事務所といった出先機関(132機関)、社会福祉施設(15施設)などで、学校と警察を除く全施設とした。 増田座長は各委員から出された意見を総括し、「基は原則全廃。県は(維持管理に)関わらないという強い

  • 県内歴史家ら「神奈川歴史資料保全ネットワーク」立ち上げ、大災害から文化財救え/神奈川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    東日大震災では多くの文化財、歴史資料が被害に遭ったが、県内文化財についても災害への備えが急務だとして、県内の歴史家らが30日、「神奈川歴史資料保全ネットワーク」を発足させた。県内の文化財のデータベース化、研究者、自治体担当者らのネットワークづくりなどを行い、被災時には迅速に救出、保全を行う。代表の横浜国大名誉教授(日中世史)の有光友學さん(69)は「各分野の協力を得て、ネットワークの活動、役割を積極的に発信をしていきたい」と話した。 ネットワークは、神奈川地域史研究会(研究者ら会員約150人、有光代表)の有志と、神奈川大学日常民文化研究所(横浜市神奈川区)が準備会を組織。県内の研究者や郷土史研究会などに呼び掛けてきた。 横浜市内で同日、約60人が参加して「大災害における文化財の救出・保全を考える緊急集会」が開かれ、有光さんが「関東でも大地震がいつ起きてもおかしくない。災害が起きて

    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2011/08/17
    神奈川でも立ち上げの集会が/[資料保存]
  • 町職員OBの佐藤さん、50年超の新聞記事をスクラップ/寒川:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

    寒川文書館(寒川町宮山)が進めている新聞記事の目録作成に、地域に眠っていた貴重な資料が活用されている。同町職員OBの佐藤孝さん(71)が持つ280冊に上る新聞のスクラップブックだ。データベースが完成すると、利用者は簡単に過去の記事を検索でき、スクラップのコピーが見られるようになる。 「最近書かれてましたね。見てますよ」。名刺を渡すと、さらりと一言。全国紙1紙については半世紀、神奈川新聞も四半世紀以上にわたって、町に関わる記事を切り貼りしている。 佐藤さんは、高校卒業後の1960年に同町役場に入った。以来、教育委員会や議会事務局などで働く傍ら、「異動もあるし、町のことを知って損はないと思って」と、切り抜きを続けてきた。 首長の動向、数行の地域大会の結果を記したスポーツ記事から、膨大な人事異動の記事まで丁寧に貼ってある。「時間を費やして、自己満足だった」。特に人に話すこともなかった。

    archivist_kyoto
    archivist_kyoto 2011/07/19
    高木さん、いつもご迷惑をば…/[神奈川][archives]
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