東京新聞の報道に対する教養学部の抗議文を開示していたところですが、8月9日付けで東京新聞編集局より以下の回答がありました。 8月1日付朝刊「感染し単位不認定 東大生留年危機」は、十分な取材に基づき、記事にしたものです。学生、大学双方の主張も掲載しており、公正公平な報道と考えます。 今回の回答についても本学部との見解の隔たりは大きく、個々の主張の裏をとることもせずに「十分な取材」と言い、「双方の主張」さえ掲載すれば「公正公平な報道」になりうるのだという姿勢には、正確な事実を伝えるという報道の使命に照らして依然として疑問を禁じえません。しかしながら、本学学生・学生保護者・教職員のみなさまに今回の事案に関する本学部の立場を説明するという当初の目的はひとまず達せられましたので、本学部ウェブサイトでの抗議文開示を停止し、ウェブサイトから削除いたしました。