作家の室井佑月氏が福島第一原発の問題から憲法改正の話に言及した。 * * * 5月3日付の朝日新聞「プロメテウスの罠」を読んで、あたしはびっくらこいてしまったよ。 原発役人だった人々が退職金1千万くらい多くもらって辞めて、その後、大手企業に天下りして顧問などに収まっているんだね。マスコミが更迭だと報じた人々のその後だよ。 更迭じゃなくて、栄転じゃん。こんなことがまかり通っていいんだろうか。 歌手の矢沢永吉さんが、「原発関係者全員、誰もケツ拭かない国に、明日があると思いますか」といっていたが、ほんとだよ。それが多くの国民の声だろう。 次の参議院選では憲法改正が争点になるといわれているけど、自民党の改憲案だと、やたらと国の力が強くなる印象(他国に対してじゃない、自国民に対して)。いいの? この流れで。 今でさえ、国の関係者の力は強いのに(失敗のケツ拭かないうえに栄転だもんな)、