昔話で恐縮ですが、その昔、まだ駆け出しの頃の話です。当時個人で仕事をしていたので、確定申告をしていました。 今から15年以上も前のことです。 で、船橋税務署に行ってわけですが、係員のオッさんはフレンドリーに世間話をしたりするわけです。ところが、ぼくが海外取材が多いという話をすると途端に態度が変わり、 「あんた、旅行で随分と楽しんだんでしょう」「休みの日とか観光していたんでしょう」とか絡んできました。仕事以外の「お楽しみ」には税金がかかるぞ、と。 非常に粘着に絡んでくるのです。 例えば2週間の取材旅行で観光もしたならば、航空券代も含めて旅費が全額は経費にはならないぞというわけです。つまり彼らは世間話のフリをして、なんとか課税のネタを捜しているわけです。 それ自体は別にとがめないのですが、あまりに主張が無茶苦茶です。 前からここでも書いているようにぼくは旅行、特に観光旅行が嫌いです。 ロンドン