寝台特急が“復活” 「さくら」「あかつき」3月20、21日 ダイヤ改正で姿を消したJR長崎駅発着の寝台特急「さくら」「あかつき」が三月二十、二十一の両日、門司港-長崎間の特別編成で復活する。寝台特急最盛期の一九七〇年代前半をイメージした懐かしい車内演出や特製弁当も準備されている。 この春のダイヤ改正で引退する九州唯一の寝台特急「富士・はやぶさ」(東京-大分、熊本)の車両を利用し、「門司車掌区百周年ツアー」として実施。下りは三月二十日午前九時半、門司港発長崎行き「さくら」、上りは翌二十一日午前十一時、長崎発門司港行き「あかつき」。いずれも乗車時間は六時間程度で小倉、博多各駅からの利用も可能。 車内では、車掌が七〇年代前半の車内アナウンスを再現するほか、懐かしの制服や車掌「七つ道具」、写真を展示。当時の食堂車メニューのレシピを基に作った特製弁当や記念品も配られる。 宿泊付き往復