パチンコ・パチスロ機の企画・販売を手がけるフィールズ(東京)は17日、「ウルトラマン」シリーズで知られる円谷プロダクション(東京)を4月に子会社化すると発表した。「日本の宝というべき知的財産を積極活用する」とし、ウルトラマンのパチンコ機の企画などを検討する。 映像制作会社ティー・ワイ・オー(TYO)が保有する円谷プロ株(発行済み株式の51%)をすべて買い取る。購入額は未定。フィールズはアニメ「エヴァンゲリオン」のパチンコ機で知られ、TYO側から「中核の広告制作に集中したい」と円谷プロ株の売却を持ちかけられたという。 円谷プロは2007年10月にTYOの傘下に入った。残る49%の株は、玩具大手のバンダイが所有している。