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2009年3月18日のブックマーク (6件)

  • ザカリアの結論 | 地政学を英国で学んだ

    「帝国主義的」な対外政策をやめましょう、ということです。 アメリカの対外政策における心理状態を結論の部分で簡潔にうまく表現してます。これもある種の「戦略文化」です。 === Ending Our Imperial Foreign Policy FAREED ZAKARIA As George W. Bush's term ended, he had few defenders left in the world of foreign policy. Mainstream commentators almost unanimously agreed the Bush years had been marked by arrogance and incompetence. "Mr. Bush's characteristic failing was to apply a black-and-w

    ザカリアの結論 | 地政学を英国で学んだ
  • 「国策捜査」とか言われるが権力中枢のないシステムである日本に国策なんてないと思う: 極東ブログ

    小沢疑惑関連の素朴な感想。どうも私もよくわからないばっちりを受けるのだけど、私は「国策捜査」なんてものはないと思っている。理由は簡単で、国策なんてものが日に存在しないと考えるからだ。 もし日に国策なんてものがあるなら、まず国防の要である日米同盟をどうあるべきかきちんと論じて、国家間の契約でもある普天間飛行場の返還を進めるだろう。もともと沖縄の米軍基地は、土だけ占領下から抜け駆け的に「独立」したツケを沖縄に回したものだから、ここまで沖縄県民に負担を強いたツケを終え、筋に戻って、米海兵隊駐留なんてものが必要だというなら土に持ってくるものがスジでしょ。でも、国はそう考えてなくてなんとなくなんとか沖縄に押しつけたいと思っているし、左派もきちんと土に戻して下さいとはいえずに薔薇色な平和に酔っているのが現状で、そのうち国難が起きた時点でどうにかするくらいでしょ。国家の意志なんてこの国にはな

  • 緒方林太郎『「争い」のあること』

    治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ 衆議院議員おがた林太郎が、日々の思いを徒然なるままに書き綴ります。題は「大国を治むるは小鮮を烹るがごとし」と読みます。 私が最近、色々な政策を語る時、特に気にしていることがあります。それは「『争い』のあることが言えているか?」ということです。これだけだと意味不明なので敷衍します。 最近、「誰が聞いても100%賛成できること」というのを訴えないようにしています。それは「中身がない」からです。「住みやすい街を作ります」、当たり前です。住みにくい街を作りたい人はいません。「高齢者に温かい街づくりに励みます」、高齢者に冷たい街づくりをしたい人はいないでしょう。そういう意味において、「100%賛成できる」政策なんてのは当たり前すぎて、それ自体意味がないという思いを持っています。 政策というのは、とどのところ取捨選択の芸術だと思います。無尽蔵にリソースがあれば何でも

    緒方林太郎『「争い」のあること』
  • SATC - jun-jun1965の日記

    この略称で分かる人はおおむね30代以上の女だろう。『セックス・アンド・ザ・シティ』である。ニューヨークを舞台に、四人の女たちが男性遍歴を重ねる連続ドラマである。日でも人気があるが、男、ならびに若い女には人気がない。しかしこのドラマを好きでない人の、その理由は決して、この女たちの「だらしない」性的遍歴ではなくて、彼女らが「ブス」であることによる。一人だけ、いくらかましなのがいるが、特に主人公がブスである。もちろん、歴然たるブスとは違う。セックスしてもいいかな、と男が思う程度のブスであることが重要なのである。 しかし、なんでこんなブスたちの物語を観なきゃいけないんだと男や若い女は思い、30代以上の女は深く感情移入するのである。しかしここでミソとなるのは、じゃあ日版を作ろうという動きがないことである。日で、このくらいの顔の女優を四人そろえるというのは難しいし、第一、企画が通らないだろう。も

    SATC - jun-jun1965の日記
    ashigaru
    ashigaru 2009/03/18
  • 戦略的馬鹿 - やまもといちろうBLOG(ブログ)

    最初のうちは、会議でひたすら語る彼のことを見て「よく喋る奴だな」ぐらいにしか思わなかったのだが、何かことあるごとに戦略的であることを強調するので気になり始めた。代表的な物言いの例としては「戦略的商品PRでは戦略的なメッセージを顧客へ戦略的に継続して届けましょう」というような内容だ。何か一般的な名詞の前に「戦略的」とくっつくと、何となくそれっぽいのだが、よく考えると「プロモーションメッセージはよく吟味して長く使おうぜ」という意味合い以上のことは何一つ言ってない。むしろ、言葉のところどころに付け加えられる「戦略的」という単語を無視して聞いたほうがよほどすっきりする。 徹頭徹尾どこがどう戦略的なのか皆目見当つかないまま打ち合わせしていたら、他の会議出席者から「その戦略的というのはどういう意味だ?」という質問が出る。それだ、私が聞きたかったことは。きっと皆も意味が分からなかったに違いない。どういう

    戦略的馬鹿 - やまもといちろうBLOG(ブログ)
    ashigaru
    ashigaru 2009/03/18
    神、いわゆるゴッドが通用するならそれもありだろ
  • 徹底抗戦 - 池田信夫 blog

    ライブドアへの強制捜査から3年がたつが、あの事件は何だったのだろうか。容疑の核心だった粉飾決算は形式的な違反で、実刑を科すような重罪とは思えない。公判の途中では宮内元副社長の横領容疑が出てきたが、検察はこれを起訴しなかった。宮内氏が主導した犯罪を、彼がみずからの罪を軽くするために検察に協力して社長になすりつけたのだ、という著者の主張はもっともだ。 エンロン事件でも、主犯はCFOのファストウだったのに、検察はCEOだったレイを起訴するために、ファストウの罪を軽くして供述を引き出した。このように経済犯罪を刑事事件で裁くことは、さまざまなバイアスが入るばかりでなく、再発防止というもっとも重要な目的にも役に立たない。著者もいうように、ほとんどの場合、社長は不正経理の実態なんか知らないからだ。 私の印象では、ライブドアや村上ファンドが活躍した2000年代前半は、アメリカの1980年代に似ていると