「ドライブ・マイ・カー」のアカデミー賞4部門ノミネートと国際長編映画賞受賞で滑り出した今年、濱口竜介に続く新世代の日本人監督が世界の映画祭を席巻した。三宅唱「ケイコ 目を澄ませて」がベルリン、早川千絵「PLAN75」と山崎樹一郎「やまぶき」がカンヌ、深田晃司「LOVE LIFE」と石川慶「ある男」がベネチア。みな1970年代後半~80年代前半生まれの監督だ。「この世代の日本の新鋭に注目している
時代の断面を描く、経済・金融がテーマの映画。数々のドラマが経済や社会の本質、人間の性(さが)に迫る。本職のエコノミストがおすすめの作品を選んだ。今週の専門家▽石川智久(日本総合研究所・マクロ経済研究センター所長)▽今井澂(経済評論家)▽加藤出(東短リサーチ社長)▽川崎龍一(三菱UFJ信託銀行シニア・ポートフォリオマネージャー)▽久保和貴(岡三証券グループ・シニアエコノミスト)▽小池理人(第一生命経済研究所・副主任エコノミスト)▽重見吉徳(フィデリティ投信・マクロストラテジスト)▽宿輪純一(帝京大学経済学部教授)▽末沢豪謙(SMBC日興証券・金融財政アナリスト)▽吉本元(野村証券・シニアエコノミスト)=敬称略、五十音順
こんな最悪の状況下で、一人のカリスマ的指導者が出現した。本名ヨシップ・ブロズ。 後に、「チトー元帥」と称されるコミュニストである。 父親がクロアチア人である彼は、若くして激烈な活動家であり、ユーゴスラビア共産党員でもあった。 そんな男が連合軍の支援もあって、ドイツ占領下の母国で反独パルチザンを組織し、甚大な被害を蒙ったものの、第二次大戦後にユーゴを解放したという史実は良く知られている。 当然の如く、チトーは戦後ユーゴの支配権を握り、その圧倒的な求心力によって、連邦国家の国家内の本質的な矛盾を稀薄化させたのである。 彼は連邦内の共和国の自主性を守り、ソ連と決別したその独自の社会主義的政策に於いても、一定の経済的成功を生み出した。 まさに、「チトーの国家」としてのユーゴスラビアだったが、1980年の彼の死によって、カリスマ性が剥奪された連邦国家の矛盾が噴出したのは、蓋(けだ)し必然的だった。
アフガニスタンの最前線“アルマジロ基地”。国際平和活動(PSO)という名の下に派兵されたデンマークの若い兵士たちに7ヵ月密着撮影を敢行したドキュメンタリー映画『アルマジロ』が来年1月19日(土)より公開。これに先駆け、東京・渋谷「アップリンク」では本作の上映+ディスカッションによるイベントが行なわれました。 日本で昨日行なわれた衆議院の解散総選挙は、自民党が公約に「憲法改正により自衛隊を国防軍として位置づける」と掲げるなど、“国防”が、原発問題やTPP参加の是非、増税問題に加え、非常に重要な争点に。 今回のイベント参加者のアンケートには、「日本には徴兵制度が復活し、若者が軍隊に入るような状態になると、日本の未来はないと思う。この映画を多くの人に観てもらいたい」(70代・男性)、「『アルマジロ』を観て、讃える戦争なんかないことを皆に知って欲しいです」(20代・女性)から、「キレイごとを言えば
3年の公開延期間に子どもも生まれ、すっかり大スターになった主演のクリス・ヘムズワース - Jeff Kravitz / FilmMagic / Getty Images 1984年の『若き勇者たち』をリメイクした映画『レッド・ドーン(原題) / Red Dawn』での敵国が、中国から北朝鮮に変更されていたことがわかった。オリジナル版では、ソ連・キューバ・ニカラグアの共産軍に占領されたコロラドの田舎町に住む高校生たちが、武器を取って立ち上がる姿が描かれている。 クリス・ヘムズワース出演映画『アベンジャーズ』フォトギャラリー フランシス・フォード・コッポラ監督の『アウトサイダー』に続いて、若手スターが顔をそろえる青春映画としてヒットした『若き勇者たち』。その系譜を継いで、本作のキャストも『スノーホワイト』のクリス・ヘムズワース、『センター・オブ・ジ・アース』のジョシュ・ハッチャーソン、トム・ク
Steve Jobs氏に関する映画の脚本を現在執筆中のAaron Sorkin氏が米国時間11月15日、同映画が3部構成になるだろうと話した。同氏は「ザ・ホワイトハウス」や「The Newsroom」などのドラマを製作している。 Sorkin氏は、同映画のストーリーがどのように展開するのかについて、少しだけ詳細をHero Summitのステージで行われたインタビュー(The Daily Beastからのツイートによる)で話した。ストーリーは、3つの30分のシーンで展開し、初代「Macintosh」コンピュータ、「NeXT」コンピュータ、そして「iPod」という3製品の発表の舞台裏に関するものになるという。 Jobs氏は、そのようなイベントでの見せ方を心得ていることで良く知られている。イベントでは、熱気を高めて最終的に電子製品を発表するのだが、それはAppleが現在も守っている伝統的なやり方
友だちに話したら知らないと言われたのでちょっと書いておく。 "Waltz with Bashir"はイスラエルの監督アリ・フォルマンによるレバノン侵攻を扱ったアニメ・ドキュメンタリー。このあいだのカンヌに出品され、下馬評はかなり高かったが、残念ながら賞は受賞できなかった。 1982年6月、イスラエル国防軍はレバノンに侵攻。南レバノンにあるPLOの軍事拠点を破壊し、イスラエル北部への砲撃を不可能にするのが当初の作戦の目的だった。だが、当時の国防相アリエル・シャロンを中心とした作戦の主導者らの目論見通り、戦線は拡大。イスラエル軍はベイルートへ到達すると、PLOの指導部が置かれていた西ベイルートを包囲、爆撃し、PLOの軍事・政治部門はレバノンから追放された。 ついでイスラエルは、同盟関係にあるマロン派キリスト教徒をレバノンの権力の座に就けようと工作。結果、キリスト教政党であるファランヘ党の民兵組
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