資産家スティーブ・コーエン氏率いるヘッジファンド運営会社、ポイント72アセット・マネジメントの日本統括責任者が交代することが10日、分かった。 匿名を条件に明らかにした関係者によると、日本統括責任者を4年以上務めていた尾上征児マネジングディレクターは2019年に退社する。日本での事業拡大に貢献した尾上氏が同社に退職する意向を伝えたという。これを受け、香港を拠点にするハワード・マン氏が日本を含めたアジアの運用人材の発掘など一部を統括する。尾上氏にコメントを求めたが現時点では回答を得られていない。 シンガポールの調査会社ユーリカヘッジによると、日本に焦点を当てたヘッジファンドの今年11カ月間の運用成績はマイナス6.3%と、リーマンショックが起こった08年以来の厳しい年となっている。 ポイント72の運用資産額は130億ドル(約1兆4700億円)。別の関係者は今月初め、同社の11月のリターンは約マ
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