大気の上層部を写す紫外線カメラで「あかつき」がとらえた地球(青色処理)。中央から右側の黒い部分は夜のため見えない=JAXA提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は23日、H2Aロケット17号機で21日早朝打ち上げられた金星探査機「あかつき」が撮影した地球の画像を公開した。毎日、月までの距離にほぼ等しい約40万キロずつ地球から遠ざかっており、搭載した観測機器の点検を兼ねて「去りゆく地球」をとらえた。 撮影したのは地球から約25万キロの位置。気象衛星(約3万6000キロ)よりはるかに遠いが、中間赤外線カメラの画像では日本付近を覆う梅雨雲や南極大陸の姿が判別できた。紫外線カメラは大気の上層部、近赤外線カメラは雲の下を撮影。金星の大気をさまざまな手段で観測する機能が正常であることが確認された。 あかつきは、金星に到達する12月まで暗い宇宙を飛び続ける。打ち上げが正確で軌道修正をせずに済んだため、撮
土星探査機カッシーニが撮影した土星の衛星ミマス。左が通常の写真で、右側が温度分布。パックマンの体や「えさ」の部分は周囲より温度が高いことを示す=米航空宇宙局など提供誕生30周年を迎えたパックマン=バンダイナムコゲームス提供 【ワシントン=勝田敏彦】ゲーム「パックマン」が生まれて30年。それを祝ってネット検索大手グーグルが22〜23日、看板ロゴをゲームに仕立てたが、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)も「1980年代ビデオゲームの代表が土星の月で光っている」との題名で、土星の衛星ミマスの画像を公開している。 土星探査機カッシーニが2月、赤外線でミマス表面の温度分布を観測した画像で、パックマンが「えさ」を食べようとしている様子そっくりの形が浮かび上がっている。 太陽の光は手前から当たっており、「真昼」に当たる画像の中心付近の温度が最も高く、そこから離れるにつれて温度が下が
重力に逆らってボールが坂を上っていく仕組みが日本人によって開発され、米国のコンテストで優勝 ― 「反重力四方向すべり台」 英語圏のNew Scientistサイトで、おもしろい動画を見つけたので簡単に紹介しておこう。木で出来たボールがまるで磁石に吸い寄せられているかのように滑り台を“上っていく”。滑り台といっても、木か紙で作られた小さなもの。 この作品は「イリュージョンコンテスト」で優勝したのだから、もちろん、われわれは“錯覚”させられている。4つの滑り台には、それぞれ支柱が1つずつあるわけだが、われわれは支柱が直角に立っていると思い込んでしまう。さらに、中央に1本の支柱がある。われわれは、この支柱が最も高いと思い込んでしまう。 この2つの思い込みが錯覚を引き起こす。実は、支柱は垂直に立っていない。錯覚を起こしやすい絶妙な角度に傾けてある。実際は、中央の支柱が最も低く、4つの滑り台は中央に
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たんぱく質合成に関与しない小さなリボ核酸(マイクロRNA)の一つが、生物の発生段階での骨格形成と、成長後の関節の老化防止の双方に重要な役割を果たしていることを、国立成育医療研究センターの浅原弘嗣部長らの研究グループが突き止めた。このRNAが多いマウスは関節炎になりにくかった。米科学誌ジーンズ・アンド・デベロップメント電子版に13日発表した。 老化に伴う疾患に直接関与するマイクロRNAの機能の発見は世界初で、新たな治療法の開発が期待されるという。 研究グループは、300種類ほどのマイクロRNAのうち、関節に存在する「miR−140」に注目。遺伝子操作でこれを持たないマウスをつくったところ、大きな異常はないものの、手足が短い、鼻が低いなどの特徴があり、マイクロRNAが発生段階で体の形成を微調節しているとの従来の仮説に合致していた。 さらに、成長した後、早期に関節炎を自然発症することが分か
2007年に香川大学工学部の澤田研究室で開発された、自律的に発話動作を獲得する「発話ロボット」が数年の時を経て、誠に残念な方向から全世界で話題になっています。話題になる元となった衝撃的映像がこちらです。決して夜中一人では見ないで下さい・・・。 YouTube - Creepy Robot Mouth Video https://www.youtube.com/watch?v=dD_NdnYrDzY この動画、研究の成果そのものではなく、「気味が悪い会話するロボットの口(Creepy video of talking robot mouth )」と言うタイトルで公開されています。そして、「奇妙」だとか「気持ちが悪い」と言う方向のみで話題になっているようです。 いや、研究自体は至って真面目な物ですよ。このまま開発が進めば、発声出来ない身障者に希望の光を照らすことが出来るかもしれません。 それに
国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)は、漢方薬の解熱剤などに使われるゴボウの種子「牛蒡子(ごぼうし)」に、抗がん剤が効きにくい膵臓(すいぞう)がんの増殖を抑える作用があることを、マウスの実験で突き止めた。 患者を対象に臨床研究を行い、新しい治療法の実現化を目指す。 がん細胞のうち、酸素や栄養分が少ない環境で生き残るタイプは、抗がん剤が効きにくく、がん再発の原因になる。江角浩安院長らは、酸素や栄養分が少ない環境で培養したがん細胞に、牛蒡子に含まれるアルクチゲニンを加えると、がん細胞が激減することを発見。膵臓がんのマウスは通常、生後55日ですべて死ぬが、牛蒡子を1回50〜100マイクロ・グラムずつ週5回投与すると、生後100日を過ぎても半数が生き残った。 江角院長は「膵臓がんの患者にも効果があるか、早く検証したい」と話している。
2010年4月26日 宇宙研究の権威で理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が、ドキュメンタリー番組『ディスカバー・チャンネル』で宇宙に関する警告を発している。「宇宙人に遭遇しても、接触してはいけない」という注意を呼び掛けているのだ。宇宙人との遭遇に関するニュースは、世界各地で報告されているが、真相が不確かなものも...有名博士が警告!「宇宙人と接触しないで」 2010年4月26日 94歳女性大学卒業 「博物館の非常勤講師になりたい」 宇宙研究の権威で理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が、ドキュメンタリー番組『ディスカバー・チャンネル』で宇宙に関する警告を発している。「宇宙人に遭遇しても、接触してはいけない」という注意を呼び掛けているのだ。宇宙人との遭遇に関するニュースは、世界各地で報告されているが、真相が不確かなものも多い。しかし、ホーキング博士の警告には、宇宙研究の権威なら
生物が生きるためのエネルギーをつくり出すのに欠かせない細胞内の「呼吸酵素」の構造は、動物と細菌で一部異なることを、兵庫県立大学や大阪大学蛋白(たんぱく)質研究所などの共同研究グループが解明した。細菌のみを死滅させる創薬研究に生かせる可能性が高いという。12日付(現地時間)の米国科学アカデミー紀要電子版に発表した。 呼吸酵素は「チトクロム酸化酵素」で、細胞のエネルギー変換過程で最も重要な酵素の1つ。細胞内の小器官ミトコンドリアの膜にある。 呼吸で取り入れた酸素と、水素から水を合成し、陽子(水素イオン)を膜の外にくみ出すなどして最終的に活動エネルギーをつくる。 これまで生物の生存に不可欠な酵素はどの生物も共通で、チトクロム酸化酵素の構造も同じと考えられてきた。 しかし、大型放射光施設「スプリング8」(兵庫県佐用町)で仕組みを詳しく解析した結果、水素イオンの輸送経路が動物と細菌では異なることが明
海外FX業者を利用する上で、ボーナスは絶対に欠かせません。口座を新規開設するだけでもらえる「口座開設ボーナス」、入金時にもらえる「入金ボーナス」、その他にもキャッシュバックなど、様々なボーナスがもらえます。 受け取ったボーナスはそのまま取引に使え、利益が出た時は出金することも可能です。お得はあっても損はないボーナスなので、海外FX業者を選ぶ際には必ず比較しておきたいところです。 そこでこの記事では、海外FXボーナス(口座開設ボーナス・入金ボーナスキャンペーン)全195社を徹底的に研究した上で、おすすめ完全比較ランキングにまとめました。日本人に人気のFX業者だけでなく、マイナーの海外FX業者や注意点なども詳しく解説していきます。 「海外FXボーナスが豪華な業者をすぐに知りたい」という方向けに、海外FXボーナス選びに役立つカオスマップを作成したのでこちらも併せて参考にしてください。 「どのFX
喫煙率は年々低下しているのに、肺がんで亡くなる人は増えている。どうしてだろう。 たばこは多くの発がん物質を含み、がんの原因の3分の1を占めるとされる。なかでも肺がんは、喫煙と強く関係しており、喫煙者の方が男性で4・4倍、女性で2・8倍なりやすい。 日本での肺がんによる死者は1960年に5000人余りだったのが、98年には5万人を超え、胃がんを抜いてがんの種類別死亡原因のワースト1になった。その後も増え続け、2008年は約6万7000人が肺がんで亡くなっている。 でも、たばこを吸う人は減っているのに、なぜ? 国立がん研究センターたばこ政策研究プロジェクトリーダーの望月友美子さんは、「がんは、正常細胞がゆっくりとがん化していく病気。このため、喫煙率低下の影響が表れるのには、時間がかかる」と説明する。 世界でいち早く、たばこによる健康被害に警鐘を鳴らし、1960年代半ばから消費量が減り始めた米国
書き込みがかなり増えてしまいサーバーの負荷が大きくなったので、新しいBioTechnicalフォーラムに移行してください。 新しいトピックは新フォーラムでのみ立ち上げ可能です。レスは付けられますが、レスも7月いっぱいで付けられなくなる予定です
化学者のつぶやき 化学研究ライフハック: Evernoteで論文PDFを一元管理! 2009/3/12 化学者のつぶやき, 実験・テクニック, 書籍・ソフト・Web Evernote, PDF, 論文管理 コメント: 0 投稿者: cosine 電子ジャーナルが発達した昨今、「論文を読む場所=図書館、論文の媒体=紙雑誌」というスタイルは過去のものとなりつつあります。 ほとんどの研究者はインターネットで論文検索をし、必要な論文をPDFファイルとしてダウンロードし、ラボで印刷するかPDFのままPC上で読む、というスタイルをとっているはずです。 ネットインフラが整ってきて、論文をどんどんダウンロードできるようになったのは素晴らしいことです。しかし、日々増え続けるPDFファイルを目の前に、一つ大きな懸案事項が持ち上がってきます。 つまり、入手した論文PDFをどうやって整理・管理すれば良いものか?と
ガラスは固体ではないんです…実は液体なんです。 そう聞いたあなたは「絶対固体じゃん!硬いんだから!」と思うかもしれません。でもよく考えてください―硬いものはすべて固体でしょうか?本当に「硬い=固体」でしょうか?そもそも固体って一体何でしょうか? 結論から言えば、ガラスは非常に粘度の高い液体なんです。 もともと液状だったガラスが冷えておなじみの硬いガラスになるんですが、ガラスには液体から固体に変化する際の明確な変化(相転移)がないんです。鉄など一般的な金属は固化するときに原子が規則正しく配列した結晶状態になるけど、ガラスにはそれがないんです。 つまりガラスは結晶状態を取らないから化学的には液体と分類されるってこと。簡単に言えば、液体と固体の間が区別できないのだから、とりあえず液態にいれてしまったってことかな。 ちなみに歴史ある教会のステンドガラスなどは下の方が少し厚くなっているんですが、これ
国立天文台などの国際研究チームは6日、地球上の生命の素材となるアミノ酸が宇宙から飛来したとする説を裏付ける有力な証拠を発見したと発表した。 アミノ酸には「右型」と「左型」があるが、人類を含む地球の生物は左型のアミノ酸でできている。しかし、通常の化学反応では左右ほぼ等量ずつできるため、なぜ地球の生物にアミノ酸の偏りがあるのかは大きな謎となっていた。 研究チームは、南アフリカにある近赤外線望遠鏡を使って、地球から1500光年離れたオリオン大星雲の中心部を観測。アミノ酸をどちらか一方に偏らせてしまう「円偏光(えんへんこう)」という特殊な光が、太陽系の400倍という広大な範囲を照らしていることを初めて突き止めた。 この領域には、右型のアミノ酸を壊して地球のように左型ばかりにする円偏光と、右型ばかりにする円偏光の2種類があることも分かった。アミノ酸は地球上で落雷などによって作られたとする説もあるが、
生命をかたちづくったアミノ酸の謎に迫る 【2010年4月9日 国立天文台】 オリオン座大星雲(M42)の星形成領域に、円偏光という特殊な光が太陽系の大きさの400倍以上にまで広がっていることが明らかになった。特殊な光は、地球上の生命のもととなるアミノ酸が「左型」である原因のひとつとして考えられており、原始太陽系はオリオン座大星雲のような星形成領域で形成され大規模な円偏光に飲み込まれた可能性が示された。 アミノ酸の一種であるアラニンの構造。左型と右型は互いに鏡像関係にあり、左型を回転させても右型には一致しない。左型アラニンの左上の赤い球が3つ付いている枝の部分に着目して回転させてみると、一致しないことがわかる。クリックで拡大(提供:国立天文台、以下すべて同じ) 左手前に進行する円偏光のイメージ図。青い矢印は電場、赤線は電場の振動を示す。クリックで拡大 オリオン座大星雲の円偏光の赤外線観測結果
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