ニューデリー(CNN) インド西部ムンバイに拠点を置くファンドマネジャー、アベイ・アガルワル氏は、今月国外の投資家から寄せられた連絡の数に驚きを隠さない。その多さはインドについての関心が一過性のものではないことを物語る。 同氏にとって、欧米などから極めて真剣な関心が集まる現状は初めての経験だ。相手の投資家らは、資金の安全が保てるのかどうか、法の支配がインドに存在するのかどうかといった点を質問してくるという。 こうした関心の背景にあるのが、インド株の記録的な高騰だ。金融情報会社リフィニティブによると、インドの証券取引所の時価総額は11月下旬、4兆ドル(約570兆円)を突破した。 インドにはインド国立証券取引所(NSE)とボンベイ証券取引所(BSE)の二つの主要な証券取引所がある。 非常な株高を受け、NSEは香港証券取引所に取って代わり、世界で7番目の規模の取引所となった。国際取引所連合のデー