4月28日ごろからインターネットエクスプローラー(IE)の脆弱(ぜいじゃく)性が問題になっていたが、5月1日(日本時間2日未明)にマイクロソフトは緊急の更新プログラムを配布した。状況が深刻なため、サポートが終了したはずのWindows XPでも特例処置として、更新プログラムが配布されている。(ITジャーナリスト・三上洋) 国内で600万台パソコンがXP 5月1日(日本時間2日未明)、マイクロソフトは緊急の更新プログラムを配布した。IEの脆弱性(プログラムの弱点)を修正するもので、今回はサポートが終了しているWindows XP向けにも特例として配布されている。 左上の写真がWindows XPで、配布されたアップデートの画面だ。筆者の友人がテスト環境でWindows XPを動かしており、アップデートの画面を提供してもらった。 XPの「マイクロソフトアップデート」の画面で、「更新プログラムの