えー、最近身辺で頻繁に聞く言葉に「確かにねぇ…」と独りごちてしまうんで、ここでちょっと共有しときます。「すべてのジャンルはマニアがつぶす」は、一時期の低迷状態を脱して再ブーム化に成功した、あるプロレス団体オーナーの名言。今回はこの名言を、ターゲット論ではなくPR的な目線からひもといてみようかなと。 つまり、一時期トレンドとして社会の注目を集めた業界や企業でも、これまでのコアユーザーのみを対象にマーケティングしていては、ポテンシャルユーザーやライトユーザーの取り込み機会を逸してしまうよね、ということ。一定のコアユーザーを確保していても、やはり幅広い層に拡張していかねば成長は見込めないし、コアユーザーさえも離脱の可能性はいくらでもあるわけです。これを情報発信で考えてみると、コアターゲット向けの情報発信で、そのターゲットグループへのリーチだけで満足していたのでは、どんどん社会的な価値観とずれてい