北朝鮮は、韓国のパク・クネ(朴槿恵)大統領が罷免されたことについて声明を発表し、韓国の人たちに「統一し、繁栄する未来を切り開くために闘うべきだ」と呼びかけ、今後実施される大統領選挙で北朝鮮に融和的な革新政権が発足することを望む立場を示しました。 声明では、パク政権が日本、アメリカと連携し、一貫して北朝鮮に厳しい姿勢で臨んできたことを非難しました。 そのうえで、南北で共同運営していたケソン工業団地の操業中断や、アメリカの最新の迎撃ミサイルシステム「THAAD」の韓国への配備決定、それに、日韓両国の間で安全保障上の機密情報を共有・保護するための協定が締結されたことなどを改めて批判しました。 そして、韓国の人たちに対し、「闘いは始まりにすぎない。統一し、繁栄する明るい未来を切り開くために力強く闘うべきだ」と呼びかけました。 北朝鮮としては、パク氏の罷免を受けて行われる大統領選挙で、イ・ミョンバク
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