小池百合子知事は13日、東京を国際金融都市として発展させていくために、英ロンドンの金融街シティーとの間で金融分野で交流、協力する合意書を締結することを明らかにした。 同日に開かれた都の「国際金融都市・東京のあり方懇談会」で言及。懇談会の議論を踏まえた上で、シティーとの協力などの施策を盛り込んだ国際金融都市構想を来月に発表するとした。小池氏はシティーとの協力について「金融分野のイベントやプロモーション活動の連携などを考えており、今後詳細をつめる。署名式は来月にも行いたい」と語った。 構想に盛り込む施策として、都の課題などを金融サービスで解決する企業を対象にした表彰制度「東京金融賞」の創設や、官民一体で海外金融系企業の誘致などを行うプロモーション組織の発足も挙げた。